フードシェアリング「tabeloop」
2018-05-22 14:00:23
日本初のフードシェアリングプラットフォーム「tabeloop」が会員募集開始
日本初のBtoB向けフードシェアリングプラットフォーム「tabeloop」が、食品ロス削減を目的に会員の募集を開始しました。このプラットフォームは、まだ食べられるにもかかわらず、廃棄されてしまう食品を効率的に流通させることを目指しています。
tabeloopの仕組み
「tabeloop」は、食品を扱うさまざまな業者や生産者が、品質に問題がないものの店頭に並ばない食品を販売できる場を提供します。例えば、包装が汚れていたり、賞味期限が迫っている商品、形が不揃いな食品などが対象です。
売り手としては、小売業者や食品メーカー、そして食品卸業者が参加。買い手は外食業者や、給食を扱う施設など、食品の使用量が多い企業や団体が中心です。こうした枠組みにより、「tabeloop」は市場の需給バランスを改善し、食品廃棄物の減少に貢献します。
使いやすさが魅力
tabeloopの最大の魅力は、その使いやすさです。売り手はPCやスマートフォンを通じて簡単に商品情報をアップロードでき、買い手も同様にインターネット上で手軽に注文することができます。支払いもクレジットカードで可能で、入金後に売り手から商品が配送される仕組みです。
さらに、tabeloopは売上金の一部を、世界各地の貧困や飢餓に悩む人々への寄付に回します。この取り組みは、ただ食品を取引するだけでなく、より広い社会貢献を意識させるものとなっているのです。
経済的負担なしの会員登録
興味がある方は、tabeloopの特設サイトから簡単に会員登録ができます。売り手の場合は申し込み後に詳しい連絡があるため、手間はかかりません。また、買い手は必要な情報を入力することで、すぐに会員登録が完了します。登録料や月会費は全くかからないため、誰でも気軽に参加できるのがポイントです。
食品ロスの現状
日本では毎年約2,842万トンの食品廃棄物が発生しており、その中で646万トンはまだ食べられるにもかかわらず捨てられています。この事実は、資源の無駄遣いだけでなく、飢餓に苦しむ世界の課題にもつながっています。
統計によれば、実際に廃棄される量は、日本の一人あたりで換算すると、毎日「お茶一杯分」に相当する約140グラムの食品が無駄になっていることを示しています。tabeloopは、こうした問題を解決するための新たな試みとして期待されています。
最後に
tabeloopは、環境に優しい社会の実現を目指し、持続可能な食交換の輪を作る一助となります。食品ロス削減に興味のある方々や、他の企業・団体の皆様もぜひこのプラットフォームに参加し、未来の食品流通の形を一緒に作っていきましょう。
会社情報
- 会社名
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バリュードライバーズ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区一番町7-1 一番町ビルヂング7階
- 電話番号
-
03-5251-4320