和傘寄贈プロジェクト
2025-10-28 10:51:24

山形の伝統工芸を未来へ受け継ぐ! 和傘寄贈プロジェクト始動

山形の伝統工芸を未来へ受け継ぐ!



山形県は日本有数の和傘の生産地として知られ、地域の伝統文化に深く根ざしています。しかし、時代の変化に伴い、その需要は減少し、後継者不足が深刻な問題となっています。そこで、株式会社旅館古窯は「山形和傘プロジェクト」を立ち上げ、地域の伝統工芸を未来へと繋げる取り組みを開始しました。2025年11月18日にはこのプロジェクトのお披露目会が行われます。

伝統工芸の現状



山形県では、古くから和傘制作が盛んな地域であり、特に花笠まつりなどの地域イベントでは多くの踊り傘が使用されています。しかし、近年ではこの伝統工芸を受け継ぐ若者が少なく、地域文化の継承が危ぶまれています。この背景を理解した旅館古窯は、和傘を通じて地域の文化の認識度を高め、後継者問題を解決する手助けをすることを目指しました。

山形大学との連携



本プロジェクトの一環として、山形大学花笠サークル「四面楚歌」にオリジナルの和傘が寄贈されました。このサークルは、山形の花笠文化を継承し、演舞を通じて地域の魅力を発信しています。寄贈された和傘は、今後の演舞で実際に使用される予定です。

2025年9月には、「四面楚歌」のメンバーが県内唯一の和傘工房である旧・古内和傘店を訪問し、和傘制作のプロセスと職人の思いに触れる機会がありました。この体験を通じて、彼らは和傘の重要性と職人技術への敬意を学び、文化の継承の必要性を実感しました。

お披露目会の意義



寄贈された和傘は、2025年11月18日に日本の宿古窯のロビーでお披露目される予定です。このイベントでは、踊り傘を使用した特別な花笠踊りが披露され、この機会に宿泊客にも山形の伝統文化を知ってもらうことを目的としています。

参加予定の関係者たちは、和傘寄贈の意義をそれぞれの視点から語ります。和傘職人の横山さんは、職人としての使命感を持ちながら、若者たちの発信力と熱意に期待を寄せています。観客に対しても、和傘文化を感じてもらうことの大切さを強調しています。

今後の展望



今回のプロジェクトは、「四方よし」の精神に基づき、地域、学生、職人、宿泊客が互いに価値を見出すものとしました。旅館古窯は、今後も山形大学や地域の団体と連携を深め、伝統工芸の維持・発展に寄与する活動を積極的に行っていく方針です。この「山形和傘プロジェクト」が地域の宝とも言える和傘文化の未来を、どうか皆さんも一緒に支えていきませんか?


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会社情報

会社名
株式会社古窯ホールディングス
住所
山形県上山市葉山5-20
電話番号

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