FCEとフライヤーが手を組む
株式会社FCE(以下、FCE)と、要約サービス「flier」を展開する株式会社フライヤー(以下、フライヤー)は、2025年7月1日に業務提携契約を締結しました。この提携は、六千社を超える取引実績を誇るFCEと、累計126万人の会員を持つフライヤーという強力な顧客基盤の融合により、新たな人材育成ソリューションの創出を目指しています。
背景:人的資本経営の重要性
現代のビジネス環境は激変しており、人的資本経営の重要性が高まってきています。企業は「学びの質を向上させること」と「学ぶ仕組みを整えること」が重要な課題であると認識し、さまざまな対策を講じています。FCEは、「主体性×生産性で人的資本の最大化」に貢献することを目指し、統合型育成プラットフォーム「Smart Boarding」などを提供しており、4,500社以上の人財育成をサポートしてきました。
一方のフライヤーは、要約サービス「flier」を通じて、企業の人材育成を促進し、635社以上の法人から利用されています。どちらの企業も、顧客の成長を促すために尽力しており、この提携によってその活動を一層強化することを目指します。
提携の狙い:学びの質と営業構造の強化
提携によって両社が追求するのは、「学びの質の向上」と「営業構造の拡張」です。
1. ### 学びの深化
フライヤーの要約コンテンツは質の高いインプットを提供し、個々の気づきや自発的な学びを促します。その学びをFCEが現場の行動へとつなげ、組織に定着させることで、より質の高い人的資本を実現します。両社の協力により、企業内での学びの循環を支援することが可能になります。
2. ### 営業構造の拡張
フライヤーは個人接点を重視したボトムアップ型のアプローチ、FCEは法人の経営層との接点を活かしたトップダウン型の制度導入支援に特化しています。この提携によって、両方のアプローチを掛け合わせ、より多面的な営業活動を行い、新たな顧客獲得を目指します。
提携の具体的な取り組み
今回の提携に基づき、以下のような具体的な取り組みが予定されています。
- - 共催セミナーや営業連携によるクロスセル促進
- - 相互紹介スキームの構築
- - 学びの「インプット(flier)」と「アウトプット(FCE)」を統合したパッケージの提案
これらの施策は、企業の人材育成の質を向上させる大きな一歩となります。
開催される共催セミナーについて
第一弾として、以下の共催セミナーが計画されています。
テーマ: “学ばない組織は生き残れない!? 経営者・人事が知っておきたい「いま」求められる教育DXの進め方”
日時: 2025年7月15日(火)13:00~14:00
参加費: 無料
参加方法: オンライン(zoom)
参加申し込みは、
こちらから行うことができます。
代表者のコメント
フライヤーの大賀康史CEOは、「多くのお客様により良い価値を届けることを目指し、FCE様と手を携えられることを嬉しく思っています」とコメント。他方、FCEの石川淳悦社長も「この提携は新たな価値提供を実現できる大きな一歩です」と述べ、両社のコラボレーションの意義を強調しました。
教育DXの進展は、企業の競争力向上や人材育成の質を高めるための鍵となります。FCEとフライヤーの提携が、新たな時代の人材育成にどのように貢献していくのか、今後の動向に注目です。