川崎の実証実験
2018-08-20 13:02:11
川崎市で実施される「スマホで手助け実証実験」の詳細まとめ
川崎市で行われる「スマホで手助け実証実験」
2018年8月25日、神奈川県川崎市にて「スマホで手助け実証実験」が開催されます。本実験は「かわパラ2018 Powered by PARA★DO!」の一環として実施され、移動に困難を抱える方々に向けたサポート施策となります。
実施概要
実施日: 2018年8月25日(土)午前11時~午後6時
場所: ラゾーナ川崎ルーファ広場、および京急川崎駅からアゼリアを経由する導線
出展内容
このイベントでは、
1. ブース展示
- パネルによる情報展示
- 車イスの体験
- 障がいを持つ方々の困りごとを実際に体験
2. 体験イベント
- 「&HAND」アプリを使用した「助け合い」の体験コーナーを設けます。
移動制約者としては、車イス利用者、妊婦、訪日外国人など、具体的な支援対象が設定されており、駅内の段差や観光案内所、エレベーターの位置が分からない方々の支援を目的としています。
かわパラ2018とは
「かわパラ2018 Powered by PARA★DO!」は神奈川県川崎市が推進する「かわさきパラムーブメント」の一環として実施されているイベントで、2020年の東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに、誰もが自分らしく暮らせる社会の実現を目指しています。この取り組みでは、障がいのある方を含む全ての人々が生き生きと生活できるよう、社会的・心理的なバリアを取り除くことを重視しています。
参加方法
LINEアプリを活用したサポート
実証実験の最大の特徴は、LINEアプリを活用した技術によるマッチングシステムです。サポートが必要な方は「&HAND」アカウントを登録し、サポーターを見つけることができます。
1. アカウント登録: 参加者は、事前にLINEアカウントを友だち登録し、サポートが必要かサポーターとして参加するかを選択します。
2. マッチング: エリアに入ると、自動的にメッセージが送信され、サポート希望者はAIチャットボットと会話しながらサポート依頼を行います。同じエリアにいるサポーターもメッセージを受け取ることで、迅速に支援を提供できる体制が整います。
この実証実験により、ユーザーはリアルタイムでのサポートを受けることができ、移動中の困難を軽減することが期待されています。
前回の実験と今後の展開
前回の実験として、2017年12月には妊婦向けの席の譲渡を目的とした取り組みが行われ、多数の参加者により成功を収めました。今回は、さらなる対象者を拡大し、JR大阪駅でも実施される予定です。
このような取り組みを通じて、川崎市は今後も新たな社会インフラの構築を視野に入れ、移動の自由を享受できる環境作りを進めていきます。
会社情報
- 会社名
-
大日本印刷株式会社(May_ii)
- 住所
- 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号
- 電話番号
-
03-6427-1627