地元の味を世界に発信！福島県の新調味料が受賞

地元の味を世界に発信！『ピリ辛松川浦かけるあおさ』の魅力

福島県相馬市の株式会社マルリフーズは、新しい調味料『ピリ辛松川浦かけるあおさ』が第15回調味料選手権2024で総合2位を受賞し、ご当地部門最優秀賞をも手に入れたことを発表しました。この商品は、地元産のあおさをベースに、フライドガーリックやフライドオニオン、オリーブオイルを組み合わせた万能調味料で、さまざまな料理に活用できる点が魅力です。特にあおさの風味に加え、カリッとした食感のガーリックやオニオン、香ばしいごまの香りが食欲をそそります。

『ピリ辛松川浦かけるあおさ』の特長

この調味料は、程よい辛さが特徴で、パスタやピザ、ドレッシングなどの洋食にもぴったり。従来のあおさ製品とはまったく異なる新しい使い方を提案しています。また、米飯のお供やパン、パスタなど、食卓を彩るアイテムとしても活躍します。さらにギフトとしても喜ばれる一品となっています。

製品開発の背景

株式会社マルリフーズは1993年に創業し、業務用商品として生あおさの販売で知られています。しかし、2011年の東日本大震災では工場が全壊し、再建までに多くの時間がかかりました。2018年に養殖を再開したものの、地元の高齢化や特産品不足などの課題が残り、地域に活力が欠けていました。そこで地域の活性化を目指し、2020年から一般消費者向けの商品開発に着手したのです。

2022年からは、あおさの認知度を高めるため、従来のイメージを刷新しました。「あおさ＝味噌汁」の概念を取り払い、20～40代の女性をターゲットにしたパンやパスタにも合う商品を開発しました。その結果生まれたのが『松川浦かけるあおさ』で、これも調味料選手権2023で総合2位を受賞。また、消費者の辛味を求めるニーズに応えるべく、『ピリ辛松川浦かけるあおさ』が誕生しました。