奨学金制度創設
2024-11-07 21:27:10

東京通信大学、学生を支える新たな奨学金制度を創設!

東京通信大学、福祉の未来を担う学生を支える奨学金制度



東京通信大学は、このたび福祉分野の学生を支援するための新たな奨学金制度「増田名誉教授奨学金」を創設しました。この制度は、増田雅暢名誉教授からの寄付を基にしており、学生がより良い教育を受けやすくするための取り組みです。

返済不要の奨学金



この奨学金制度は、社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格を目指している学生に、卒業年次に支給されます。支給額は10万円で、これは4年次の授業料のおおよそ80%にあたります。3年次からの編入学の場合には約半額に相当するため、各学生にとって大きな経済的支援となることでしょう。慈善的な性質のこの奨学金は、もちろん返済の必要がありません。

増田名誉教授の深い思い



増田名誉教授は、厚生省(現:厚生労働省)での介護保険制度の創設や内閣府の少子化対策など、福祉行政の最前線での経験を持つ教育者です。東京通信大学では人間福祉学部にて、高齢者福祉や低所得者支援に関する科目を担当しており、学生の国家資格取得をサポートし続けています。彼の情熱が、この奨学金制度の創設に繋がっています。

入学式での寄付式典



2023年9月22日、東京通信大学の入学式では寄付式典が行われました。この場では、増田名誉教授が村岡洋一学長に奨学金の目録を手渡し、学長からは感謝状が送られました。新入生に向けた増田名誉教授のスピーチでは、高村光太郎の詩「道程」の一節を引用し、教育の重要性と自身の夢に向かって進む勇気を示しました。

会場は拍手喝采で包まれ、学生たちにとってこの奨学金制度が新たなスタートとなることを印象付けました。

国家試験合格率No.1の実績



東京通信大学の社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験合格率は、全国の通信制大学の中でトップです。働きながらオンラインで学ぶことができる環境を整えており、多くの卒業生がソーシャルワーカーとして活躍しています。

奨学金の詳細について


  • - 対象学生:人間福祉学部 人間福祉学科の正科生
  • - 対象年次:卒業前年度(3年生)
  • - 応募条件:翌年度の国家試験に挑戦する意志があること。

選考により奨学金利用者が決定されるため、利用希望者は事前の準備が必要です。

東京通信大学とは



東京通信大学は2018年に開校した文部科学省認可の通信制大学です。オンラインで受けられる授業は、通学の必要がなく、多忙な社会人や様々な年代の学びたい方々に最適な環境を提供しています。特徴的には、15分という短い講義動画で効率的に学ぶスタイルが採用されており、約6,000名の多様な年齢層の学生が在籍しています。キャンパスは東京、大阪、名古屋にあり、図書館や自習スペースも完備されているため、自分のペースで学びやすい環境が整っています。

この奨学金制度の導入により、ますます多くの学生が福祉の分野で活躍することが期待されます。


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学校法人 日本教育財団
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-1
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