ハイレゾの新たな挑戦
2025-07-03 11:44:16

AIとロボット技術の未来を切り開くハイレゾの挑戦

AIとロボット技術の未来を切り開くハイレゾの挑戦



株式会社ハイレゾは、このたび、一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)への正会員としての参加を発表しました。これにより、同社はAIとロボット技術を融合させることで新たな技術革新や社会的課題の解決に向けた活動に積極的に関わることになります。

AIRoA設立の背景



近年の技術進化に伴い、AI分野だけでなく、ロボット関連でも大規模なデータの統合と効率的な学習が求められています。しかし、現状では多くの企業や研究機関が個別にデータを扱うため、開発効率が上がらないという課題があります。このような背景を受けて、AIRoAは設立されました。産業界の壁を越えたデータの共有と基盤モデルの開発・公開を推進することで、日本が国際競争力を高め、汎用ロボットの実現に向けたスケール可能なデータエコシステムを構築していくのです。

ハイレゾの取り組み



ハイレゾは、これまでコストパフォーマンスに優れたGPUプラットフォームを提供してきました。企業や個人のAI活用を容易にするための環境整備を進めており、特にIT業界、製造業、建設業、大学研究機関などに幅広く利用されています。現在までに2,000件以上の導入実績があり、その対応範囲は広がりを見せています。

今回のAIRoAへの参加を機に、株式会社ハイレゾはAIとロボット技術の融合を深め、ロボット技術の社会実装をインフラ面から支援することを目指しています。そして、ハイレゾは「AI計算力が世界で一番安い国・日本」を実現するために、挑戦を続けていく意欲を示しています。

AIロボット協会の役割



一般社団法人AIロボット協会は、ロボットとAIの融合によって技術革新を進め、社会におけるロボット活用を促進することを目的としています。具体的には、AIロボットの開発推進や、基盤モデルに必要なデータの収集・管理・公開を行い、開発コミュニティの運営やAIロボットの社会普及にも取り組んでいます。

データの効率的な活用だけではなく、AIロボットによる効率化の効果や安全性評価に関する情報公開も行い、透明性のある開発を目指しています。

GPUSOROBANの魅力



ハイレゾが展開するGPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」は、画像生成AIや大規模言語モデル(LLM)などの複雑な計算処理を迅速に行うためのサービスです。その設定は、データセンターの建設コストや運転コストを抑えつつ、NVIDIA製の高性能GPUサーバーを低価格で提供しています。このサービスは累計で2,000件以上の実績を上げており、様々な業界での利用が広がっています。

地方拠点の強化



ハイレゾは、石川県志賀町に国内最大級のGPUデータセンターを運営し、2024年12月には香川県に中四国地方初となるAI開発用のデータセンターを開設する計画です。また、2025年には佐賀県玄海町の廃校を活用したデータセンターの開設も予定しており、地方創生と生成AIの進展を見込み、地域に特化したインフラを強化していきます。

まとめ



ハイレゾがAIロボット協会に参加することにより、AIとロボット技術の統合が進み、社会課題の解決に向けてより具体的なステップを踏んでいくことが期待されます。同社は今後も技術革新を通じて、地域や社会に対する貢献を強め、持続可能な未来のための新たなインフラを切り開いていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ハイレゾ
住所
東京都新宿区市谷田町3-24-1
電話番号
03-6775-7888

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