日販テクシード、クラウド管理システムに新機能「定期契約管理」を追加

株式会社日販テクシード（以下、日販テクシード）は、出版社やコンテンツ提供企業向けのクラウド型業務支援ツール「CONTEO（コンテオ）」に新たに「定期契約管理」という機能を追加することを発表しました。これは、2025年8月に提供開始される予定で、同社の業務の効率化を目指す取り組みの一環として位置付けられます。

CONTEOの新機能「定期契約管理」

「CONTEO」は、出版社に特化したクラウド管理システムで、業務を簡素化し、効率化するための強力なツールです。その中でも新たに搭載される「定期契約管理」機能は、契約から請求、入金、顧客情報の一元管理を実現します。これにより、出版社は顧客データや契約の進捗状況をリアルタイムで把握でき、業務における煩雑さを大幅に軽減することが可能となります。

この機能の特長は大きく分けて3つあります。
1. 一元管理の実現：定期契約に関する情報を一箇所で管理でき、業務の流れをシンプルにします。
2. 多様なサービスへの対応：従来の定期購読だけでなく、様々な定額制サービスにも対応しているため、利用者は幅広い事業モデルに対応できます。
3. データ分析機能：契約の推移や発送データをダウンロードし、他のシステムと連携させることで、データ分析も可能です。

提供の背景と市場のニーズ

最近の出版業界では、雑誌や書籍の定期購読にとどまらず、オンラインコンテンツや教材、関連グッズなど、多様な定額制サービスが重要視されています。特に、顧客との持続的な関係構築が求められる中、出版社は顧客の契約状況や購買履歴を統合的に把握したいとの声が高まっています。

このような市場のニーズに応える形で、「定期契約管理」機能は開発されました。日販テクシードは、出版業界の持続的な成長をシステム面から強力にサポートするため、その重要な一歩を踏み出しました。

新機能リリースセミナーの開催

「CONTEO」の新機能のリリースに伴い、オンラインセミナーも開催されます。このセミナーでは、定期契約管理機能の詳細やその活用方法について、デモンストレーションを通じて詳細が紹介されます。

開催概要

- セミナー名: 出版社様の請求・管理業務をさらにシンプルに。CONTEO「定期契約管理」セミナー
- 開催日時: 2025年8月25日(月) 15:00～15:45
- 形式: オンライン（Zoomウェビナー）
- 参加費: 無料

興味のある方は、こちらからお申込みいただけます。

日販テクシードについて

日販テクシードは、出版流通ITにおける専門的な技術力を活かし、お客様のIT課題の解決に取り組んでいます。新しいテクノロジーの価値を素早く提供するための研究開発も怠らず、真のテクノロジーサービスカンパニーを目指しています。そのため、今後もCONTEOを進化させ続け、出版業界のデジタルトランスフォーメーションやAI活用に向けた新たなビジネスモデルの支援を行います。