ヘッドウォータース、生成AIとDXの最前線でのプレゼン
東京都新宿区に本社を構える株式会社ヘッドウォータースは、2024年10月28日に開催されたイベント「生成AIとDXの最前線」に参加し、同社が大和証券株式会社と共に取り組んだ大和証券AIオペレーターの開発について発表しました。このイベントは、日本マイクロソフトが開催し、生成AIの事業化を目指すパートナー企業向けの支援プログラムの一環です。
ヘッドウォータースの生成AI事業推進を担当する藤江氏がプレゼンテーションを行い、音声による会話形式で応答が可能な大和証券AIオペレーターの特長と先進性について詳述しました。藤江氏の説明によれば、今回のプロジェクトは国内の大手金融機関において初めて生成AIを活用したものであり、顧客体験の向上に寄与することが期待されています。
日本マイクロソフトの業務執行役員、木村靖氏からは、ヘッドウォータースのプレゼンテーションに対する高い評価も寄せられました。彼は、ヘッドウォータースが持つ生成AI技術は非常に優れたものであり、今後も連携を強化していくことへの意欲を表明しました。大和証券AIオペレーターの開発は、生成AIを利用した新しい顧客体験の創出に注力するものとなっています。
ヘッドウォータースの生成AI技術の実績
ヘッドウォータースは2016年に日本マイクロソフトとのパートナー契約を結び、以降、AIのさまざまなケイパビリティを進化させてきました。MicrosoftのAIサービスを活用した事業展開を通じて、画像解析や音声認識、機械学習、エッジAI開発にまで幅広く対応しています。その中でも、生成AI分野では「SyncLect Generative AI」を基盤とするサービスを提供し、Azure OpenAI ServiceやMicrosoft Fabricを活用した新たなシステム開発に取り組んでいます。
さらに、ヘッドウォータースは伊藤忠商事や西日本旅客鉄道、ローソンなどの企業とも連携し、多数の先進的な支援実績を持ちながら、その成果が高く評価されています。この度の成果に続き、2024年には「AI イノベーション パートナー オブ ザ イヤー アワード」を受賞。さらに、マイクロソフトの認定資格「Microsoft Azure の AI および Machine Learning Specialization」も取得するなど、業界内での地位を確立しています。
ヘッドウォータースは今後も、生成AIの活用を通じて、商業・産業におけるデジタルトランスフォーメーションを支援し続け、さらなる技術革新と新たな顧客体験の創出に挑戦していく予定です。これからの活動に目が離せません。