全国の商業施設情報を簡単に探せる新機能の登場
株式会社デジタルアドバンテージが提供する「ロケスマWEB」が、新しい機能を追加しました。この機能では、全国にある2766カ所の商業施設のテナントを簡単に検索できるようになりました。ユーザーはWebブラウザを使って、地図上に表示された商業施設をクリックすることで、各施設内のテナント情報をフロアごとに見られるのです。
商業施設のテナント情報を瞬時にアクセス
新機能は、商業施設の建物ポリゴン(ジオフェンス)を地図上に表示するというものです。中央に表示される施設名をクリックすると、別ウィンドウが開き、テナントの詳細なリストが表示されます。例えば、吉祥寺駅周辺や御殿場プレミアムアウトレットの店舗情報も視覚的に確認できるのが特徴です。これにより、どの施設にどんなテナントが入っているのか、一目で把握しやすくなりました。
検索機能の充実
さらに、ユーザーは全国の商業施設を一望できる一覧機能にもアクセス可能です。商業施設は都道府県別やテナント数順、建物の面積順に並べ直すことができ、必要な情報を素早く見つけることができます。商業施設の出店や撤退の状況もリアルタイムで把握でき、特に急成長中のチェーンブランドや地域ごとのテナント状況を確認することも可能です。
商業施設デベロッパーへの貢献
この新機能は、集客力のあるテナントをいち早く見つけられるため、商業施設のデベロッパーにとって非常に価値のあるツールです。また、影響力のある商業施設に出店したい企業にとっても重要な情報源となります。店舗データベースはWebクローラーにより毎日更新され、常に最新の情報が提供されます。このため、商業施設の出退店情報が瞬時に確認でき、対応策を講じるためのタイムリーなデータが得られます。
建物ポリゴンデータの提供への第一歩
今回の商業施設表示機能は、将来的にジオフェンスデータを提供するための重要なステップです。従来のデータ提供に加え、今後はコンビニやスーパーマーケットなどの建物ポリゴン情報も日次で更新し、ユーザーに提供していく予定です。この建物ポリゴンデータを利用することで、広告効果の測定や顧客への来店促進が期待されています。
ジオフェンスの活用がもたらす新たな可能性
ジオフェンスを活用したサービスはまだ一般的ではありませんが、今後は地域によるブランドの違いや競合の状況を分析したり、来店時のキャンペーン情報をユーザーに配送したりすることができるようになります。これにより、ECサイトやアプリとの相互作用もスムーズになり、ユーザーとの接点を最大化することができます。また、生成AIの活用においてもロケーションインテリジェンスは欠かせない要素であり、建物ポリゴンデータの提供がそれを支えるでしょう。
パートナーシップの呼びかけ
最後に、建物ポリゴンデータの整備には時間を要しますが、今回の機能が多くの企業に役立つことを期待しています。ジオフェンスデータを活用したい企業はぜひ当社にご相談ください。最終的なサービス開発やビジネス展開に向けての協力を広く募っています。新たなテクノロジーの導入によって、商業施設の発展やユーザー体験向上に貢献できることを目指しています。