IoTで守るお米革命
2016-11-30 11:38:14
日本の美味しいお米をIoTで守る!米ライフの革新試みとは
日本の美味しいお米をIoTで守る!
米ライフが計画している新たなイノベーションは、農業分野におけるIoT技術とスマホ決済を組み合わせることで、美味しいお米を消費者にタイムリーに届けることです。このプロジェクトは、多くの課題を抱える日本の農業を支援すると同時に、若者の米離れを防ぐ手助けを目指しています。
背景と課題
日本の農業は、減反政策の転換や食文化の多様化など、さまざまな変化に直面しています。特に、畜産用米飼料の需要増加や、炭水化物を控える傾向が若者層に広がっていることから、米の消費が減少しています。この現状を受けて、米ライフは「美味しい日本のお米」を守るため、2016年に設立された農業IoTベンチャーです。
米作りには通常、多くの時間と手間がかかりますが、その努力が報われず、販売の機会を逃してしまうことも少なくありません。特に、地元以外での販路拡大に苦しむ農家にとって、消費者にアクセスする新しい手段が求められています。
新しい仕組み、米びつセンサー
米ライフでは、特製の「米びつセンサー」を開発しました。このセンサーは、既存の米びつに取り付けることで、米びつに残っているお米の量を測定し、スマートフォンに通知します。この仕組みにより、家庭での米の消費をリアルタイムで把握できるようになります。
具体的には、米びつの天井部分にセンサーを設置し、お米の残量を確認。消費者のスマートフォンに自動で情報が送信され、必要に応じて精米したてのお米を選んで注文できる仕組みです。このシステムにより、消費者はいつでも新鮮なお米を手に入れることができ、米の劣化を防ぐことができます。
スマホ決済での便利な注文
注文は、米ライフのスマートフォンアプリを通じて行われます。住所や決済情報は自動的に処理され、注文が入ると同時に精米が行われ、そのまま新鮮なお米が家庭に届けられます。このように、手間いらずで新鮮なお米を楽しむことができます。
本プロジェクトの意義
米ライフのこの取り組みは、ただ単にお米を販売することにとどまりません。地方の農家が育てた美味しいお米を見つけ出し、流通させることで、新しい販路を開拓することを目指しています。特に、農家自らの手で選び出された米は、質の高いものであり、その美味しさを消費者に届けることが重要です。
このプロジェクトは、携帯電話技術と農業が交錯する新しい時代の幕開けと言えるでしょう。米ライフは、農業およびIoT市場に革新をもたらしつつあります。
今後の展望
米びつセンサーの販売はクラウドファンディングで開始しており、多くの支援を募っています。公式アプリも2017年1月にはiOSとAndroidの両方で公開予定です。これにより、より多くの消費者が美味しい日本のお米を楽しめる機会が広がります。
私たちは、減少しつつある日本の美味しいお米を守るという大切な使命を果たすため、この取り組みを全力で支援していきます。ぜひ、米ライフの活動に注目してください。
会社情報
- 会社名
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米ライフ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区飯田橋1-5-6協和西ビル4F
- 電話番号
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