スペイン豚肉の魅力
2019-09-13 14:30:06
スペイン産豚肉の魅力を発信する新キャンペーンがスタート
スペイン大使館経済商務部は、新たに「美食の国が育んだ、スペインポーク」と題したキャンペーンを始めることを発表しました。本キャンペーンは、日本市場に向けてスペイン産豚肉の魅力を広く知らせようとするものであり、特に白豚肉の品質の高さと価格競争力を訴求します。
商務アタッシュのフェルナンド・デル クボ氏は、日本国内での消費者の認知度がまだまだ不足しているとの懸念を表明しました。しかし、最近のEUとの経済連携協定(EPA)による関税引き下げが追い風となり、消費拡大に向けた期待が高まっています。「インターポーク」と協力し、業界関係者へのトレードショーやセミナーを通じて、これまで5年間の活動を基に、スペイン産白豚肉を強く推進します。
2020年前半には、さらなるプロモーション活動が計画されています。例えば、シェフ向けの雑誌「東京シェフズ」への広告掲載、スペイン現地視察のプレスツアー、オンラインメディア「macaroni」や「ヒトサラ」などを通じたプロモーションが予定されています。
キャンペーンのローンチイベントは2019年9月12日に行われ、報道関係者や業界関係者を対象にしたランチョンセミナーが開かれました。このイベントでは、上海の有名レストラン「ザ・コミューンソーシャル」のヘッドシェフ、セルヒオ・モレノ氏が特別ゲストとして登場し、シェフオリジナルのスペイン産白豚肉料理を披露しました。シェフの技を交えた料理は、安全な生産体制や味のバリエーションを強調し、参加者たちを魅了しました。
イベントでは、豚肉料理の具体的なメニューも紹介されました。例えば、豚バラ肉のソフリート、オレンジソースとキャロットピューレ添え、豚ロースとビーツのラビオリ、ポークチャックのシェリー煮などが試食され、参加者からの好評を得ました。これらの料理は、スペインの伝統的なレシピを現代的にアレンジしてアピールし、豚肉の持つ多様性を感じさせるものでした。
スペイン貿易投資庁(ICEX)とインターポークは、まず日本市場においてスペイン産豚肉の試食イベントや、現地視察のプレスツアーを通じて最終消費者への直接的なアプローチを計画しています。さらに、ウェブサイトやSNSを用いた情報発信を強化し、消費者との接点を拡大する方針です。
美食として名高いスペインの食文化は、地中海料理が世界無形文化遺産に登録されるなど、国際的に高く評価されています。豚肉はその中でも重要な食材であり新鮮な食材と組み合わせることで美味しい料理が生まれます。今後も「美食の国が育んだ、スペインポーク」キャンペーンを通じて、スペイン産豚肉の素晴らしさを広めていく取り組みに期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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スペイン大使館経済商務部
- 住所
- 東京都港区六本木1-3-29 3階
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