薄肉ステンレス鋼量産開始
2026-08-26 08:49:29

日本金属がインスリン注射針向け薄肉ステンレス鋼の量産体制を確立

日本金属の新たな挑戦!インスリン注射針向け薄肉ステンレス鋼の量産体制を確立



日本金属株式会社は、インスリン注射針などの極細径注射針に特化した「薄肉・狭幅ステンレス鋼」の量産を開始し、その技術力を世界へ広げています。近年の世界的な糖尿病患者数の増加に伴い、インスリン注射針の需要が急増しています。国際糖尿病連合(IDF)の報告によると、2025年には全世界で5億8,900万人が糖尿病を抱えているとされ、その数は2050年には8億5,300万人に達すると予測されています。この状況下、医療界では「痛くない針」のニーズが高まっています。

世界的な注射針需要の拡大



最近の医療テクノロジーの進展により、インスリン注射は「痛みが少なく、あざができにくい」デザインが進化を遂げています。特に30G、31G、32Gといった極細径の注射針の採用が目立ち、自宅で使用するための携帯用注入器も広く普及しています。加えて、肥満防止薬にも極細針が取り入れられており、注射針市場はさらに急成長を遂げています。

日本金属の品質力



日本金属は、医療・美容用の薄肉溶接材として、優れた安定性と引抜加工性を兼ね備えたステンレス鋼「NK-304NKM」を供給しています。国内でのシェアは約57%、海外でも主要エリアで約55%を誇り、その品質には定評があります。このような高いシェア率は、技術的革新と製品の優位性に裏打ちされています。

レーザー溶接技術の進化



従来の製造方法では、TIG溶接やプラズマ溶接を用いて注射針を作っていましたが、昨今では需要に応えるため、レーザー溶接を導入する企業が増えています。日本金属は、顧客からの要望に応じて、レーザー溶接適用用の薄肉・狭幅材を安定供給する体制を確立しました。これにより、素材の厚みを50%以上薄くできるようになり、製品の品質向上に寄与しています。

新しい製品の特長



日本金属が提供するレーザー溶接用材は、TIG溶接やプラズマ溶接用材と同等の品質管理を求められます。具体的には、以下の強みがあります:

1. 優れた切断面品質: 溶接の成功に欠かせない切断面を高精度で制御し、溶接不良を抑えます。
2. 長尺・安定供給: 約4,000mにわたるコイル全長で、均一な溶接性を保持。
3. 高精度な寸法公差: 厚さや幅の公差を追求し、高精度なレーザー溶接を実現。
4. 高い加工性: 極細まで引き伸ばしても破断しない加工性を兼ね備えています。

今後の展望



日本金属は、独自の圧延技術や加工技術を活用し、変化する産業構造にも柔軟に対応し続けます。また、医療技術の進歩への貢献を通じて、地域社会にも広く貢献し続けることを目指しています。

更に、同社は第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」を掲げ、「人と地球に優しい新たな価値」を創出するMulti&Hybrid Material企業としての道を歩んでいます。多様な素材を活用し、最終製品に近い形状の加工(Near Net Shape)や性能を追求していく姿勢が、今後の市場での強みとなるでしょう。

お問い合わせ先


詳細な情報や製品についてのお問合せは、日本金属株式会社の法務広報部まで。Tel: 03-5765-8104

公式ウェブサイト: 日本金属株式会社


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会社情報

会社名
日本金属株式会社
住所
東京都港区芝5丁目29番11号G-BASE田町10・11階
電話番号
03-5765-8111

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