エクセディ、自転車用ダンパー付クランク「Reloda」を発表
株式会社エクセディは、自転車の運転時にペダリングを楽にする新たな駆動系パーツ、「Reloda」を発表しました。自動車向けクラッチ技術を応用したこの製品は、筋肉使用量を最大20ポイントも減少させる効果があり、ライダーの負担を大幅に軽減することが期待されています。
Relodaの開発の背景
エクセディは企業理念「喜びの創造」に基づき、環境問題に配慮しつつ、人々のライフスタイルの変化に向けた新製品の開発を進めています。自社の技術を活かし、社会貢献につながる商品が生まれないかというアイディアからRelodaは誕生しました。自動車業界において数十年にわたり高品質な製品を提供してきたエクセディですが、その技術を自転車に転用することで新しい価値を創造しています。
Relodaがもたらす効果
Relodaは、自動車に使われているクラッチのダンパーの仕組みを自転車に応用したものです。ペダルを漕ぐ際に、クランクの先端に取り付けられたRelodaのダンパーが内蔵されたスプリングを縮め、その動きがペダリングをサポートします。この仕組みにより、筋肉にかかる負担が軽減され、自転車がより楽に漕げるようになります。
共同研究による実証
このプロダクトの効果を確認するために、神戸大学との共同研究が行われました。実験では、Relodaを装着した自転車とそうでない自転車を比較し、ペダルを漕いだ時の筋肉使用状況を解析しました。その結果、Relodaを使用することで筋肉の使用割合が最大20ポイント減少し、身体への負担を軽減できることが証明されました。これは、特に長時間自転車を利用する人々にとって、大きな利点となるでしょう。
エクセディ製品への信頼
エクセディは、長年にわたり厳しい品質基準を持って自社製品の開発・販売を行ってきました。この品質へのこだわりは、Reliodaにもを反映されています。顧客が安心して使える製品として、高い耐久性を確保するために厳密なテストをクリアした商品を提供します。
Relodaの試乗会
Reloda搭載の自転車は、2025年夏にサカイサイクルから発売予定です。また、試乗会が2025年4月19〜20日に東京ビッグサイトで開催される「CYCLE MODE TOKYO 2025」にて行われます。興味のある方はエクセディのブースを訪れ、直接体験することができます。
まとめ
新しい駆動系パーツ「Reloda」は、これまでの自転車市場に革新をもたらす可能性を秘めています。エクセディのテクノロジーを活かしたこの製品は、自転車愛好者にとって嬉しいニュースです。快適なペダリングを実現するRelodaの登場を、ぜひ楽しみにしていてください。