淡路島で開催される「AWAJI島博」の魅力
この春から秋にかけて、淡路島で「AWAJI島博」が開催されます。この博覧会は、淡路島ならではの体験を提供し、「京阪神に人気の島」から「日本中・世界中から選ばれる島」へと進化を遂げることを目指しています。メインコンテンツには、淡路島の自然や文化、伝統などを取り入れた本物体験プログラムが用意されており、来場者はその体験を通じて、島の魅力を深く知ることができます。
博覧会の概要
AWAJI島博は、3月20日から10月13日までの208日間にわたって行われます。淡路島と大阪夢洲で開催される「花みどりフェア2025」と「大阪・関西万博」に合わせておこなわれるこのイベントでは、島が誇る本物の体験を中心に展開されます。淡路島は今年も観光客に選ばれる人気のスポットであり、特にコロナ禍においても安定した観光客の来島が続いています。しかし、現状は日帰り観光が多く、宿泊は少数派となっています。これを踏まえ、AWAJI島博は新しい観光の楽しみ方を提案しています。
本物体験プログラムの内容
「淡路島ならではの本物体験」は、自然や文化、伝統を活かした体験型観光プログラムです。これにより、来場者は地元の生産者と直接交流し、その場で得た体験を通じて島の文化や産業について深く理解できることを目的としています。現在、76種類の体験メニューが用意されており、今後も追加されて行く予定です。このプログラムは特に、訪日外国人旅行者にも対応しており、高い満足度を目指しています。
観光スマートパスポートとウェブスタンプラリー
また、AWAJI島博では、「淡路島観光スマートパスポート」や「淡路島ウェブスタンプラリー島たまGo!」といった楽しい企画も進行中です。観光スマートパスポートは、淡路島内の31カ所の観光施設をお得に周れるパスで、通常料金22,470円の施設を、1dayで2,600円、2dayで3,900円という格安で楽しめます。
一方、ウェブスタンプラリーは、島内約600ヵ所の観光スポットを対象に、スマホでポイントを集めながら楽しむゲーム形式のイベントです。集めたポイントは豪華賞品に応募できるため、観光スポット巡りが一層楽しくなります。
プレオープニングイベントと今後の取り組み
イベントのプレオープニングは3月2日に福良港で行われ、約1000名の参加者が集まりました。参加者は各種の体験を楽しみ、特産品として知られる淡路島の玉ねぎや手延べ素麺を振る舞われたといいます。この盛り上がりは、今後の本番に期待を抱かせます。
AWAJI島博は10月13日までですが、「淡路島ならではの本物体験」は博覧会終了後も継続され、観光戦略としてさらなる展開を目指していく予定です。首都圏や外国からの観光客にも新たな魅力を届け、淡路島の観光地としての地位を確立するために尽力しています。
詳しい情報や参加方法については、公式HPを訪れて確認してみてください!