エフピコとタイヨーが共に描く持続可能な未来
株式会社エフピコは、茨城県神栖市の株式会社タイヨーと協力し、リサイクルの新たな形である「トレーtoトレー」及び「ストアtoストア」を推進しています。この取り組みは、エフピコが製造した食品トレーを用いたもので、回収した使用済みトレーを再利用し、新しい製品へと生まれ変わらせる仕組みです。
ストアtoストアの取り組み
エフピコは、タイヨーの39店舗で回収された使用済み食品トレーを工場で再加工し、新たな食品トレーとして再利用する「トレーtoトレー」というリサイクル手法を実施しています。これにより、2024年9月期には78.8トンの使用済みトレーが回収され、651トンのCO2排出量を削減することができました。
このプロジェクトの一環として、タイヨーでは店舗内にリサイクルボックスを設け、地域住民からのトレー回収を行っています。“そのお店が地域のエコリーダー”という目標を掲げ、地域の環境負荷を軽減し、エコ製品である「エコトレー」と「エコAPET」を持続可能に利用することを目指しています。
地域への啓発活動
今後、タイヨーの店頭では「トレーtoトレー」のリサイクルプロセスを紹介する動画を流す予定です。これにより、より多くの人々にリサイクルの重要性を認識いただき、地域の皆様との協力を促進していく考えです。
持続可能な社会の実現に向けて
エフピコは、回収した使用済みトレーを資源として活用し、地球の資源循環を実現するための活動に力を入れています。例えば、エフピコ方式のリサイクルは、トレーの用途を変えずに再利用するのが特徴です。これにより、持続可能な循環型社会の実現に貢献します。
タイヨーの店舗での「ストアtoストア」の取組みは、リサイクル資源の有効活用を促すだけでなく、地域経済にも良い影響を与えることでしょう。各店舗が地域での環境保護の先導役となり、持続可能な消費行動を広めていくことが期待されています。
エフピコとタイヨーの未来へのビジョン
両社は今後も、地域社会と連携しながら、環境負荷をできるだけ減らす努力を続けると意気込みを新たにしています。持続可能な資源の循環を実現し、地域の皆様が安心して利用できるような、きれいで安全な社会の構築を目指します。エフピコとタイヨーの取り組みは、地域の未来を築くための大きな一歩となることでしょう。