酒屋のまえだが新たな海鮮おつまみを開発!
大阪府守口市で、日本酒の専門店と飲食店を運営する「酒やのまえだ」が、究極の海鮮系おつまみを新たに発表しました。この新商品は、専用の調理機器を駆使して開発されたもので、テイクアウトやEC販売にも対応しています。販売は2023年11月15日から順次開始される予定です。
新商品の魅力とは?
今回の新商品、特に注目すべきは厳選された魚の干物です。素材の旨味を最大限に引き出すために、専用機器で特殊加工されており、手軽に調理できる状態で梱包されています。これにより、自宅でも質の高い料理を楽しめると同時に、数カ月単位での長期保存が可能です。
マネージャーの石原は、魚の専門業者さながらの知識を持っており、素材の質やその日の気温、湿度に応じて調味料を配合しています。そのため、どのように調理しても抜群の旨味を引き出すことが可能です。
商品開発の背景
酒やのまえだは、小売店舗に併設された飲食店「立ち飲みクラブ」を運営しており、全国各地の優れた漁業者から最高品質の素材を仕入れています。しかし、店舗のスペースが限られており、来店したお客様をお帰りいただくこともありました。そのため、ご自宅でも高品質な料理と日本酒を楽しんでもらう機会を増やすために、新商品の開発が決まりました。
分子ガストロノミーの技術を駆使
今回の商品開発には、最新の「分子ガストロノミー設備」を導入しています。この専用機器は、マイクロ単位の泡を発生させることができ、素材に浸透させることで商品品質を向上させ、消費期限の延長を実現しました。具体的には、素材の表面についている腐敗の原因となる汚れや雑菌を除去し、タレや出汁を素材にしっかりと浸透させることができるのです。
この新製品には、魚の干物や貝の乾物が含まれ、調味液をしっかりと浸透させることで長期保存が可能です。今後、冷凍刺身などの商品ラインナップも増やしていく予定です。
SDGsへの配慮も
分子ガストロノミー設備の導入により、食品の消費期限を延ばすことができ、廃棄量を減らすことが期待されています。また、これまで廃棄されていた内臓などの部分を料理に活用することで、売り上げの増加にもつながると考えられています。酒やのまえだでは、収支を改善しながらSDGsにも配慮した店舗運営を目指しています。
今後の展開
新商品は「立ち飲みクラブ」の通常メニューとして展開されるほか、テイクアウトも可能です。また、ECサイトも新設し、遠方のお客様にも購入いただけるようにする予定です。これにより、単品での販売だけでなく、最適な日本酒とのペアリング提案にも力を入れ、クロスセルによる販売拡大を目指します。
「酒やのまえだ」が新たに展開する海鮮おつまみによって、家飲みの楽しみが一層広がること間違いなしです!