エムシードゥコー、日本でプログラマティックDOOHのサービスを開始！

エムシードゥコー、日本におけるプログラマティックDOOHを開始

2025年4月1日、エムシードゥコーは日本においてプログラマティックDOOH（デジタル・アウト・オブ・ホーム）のサービスをスタートすると発表しました。これにより、関西国際空港（KIX）と大阪国際空港（ITAMI）で54のデジタルスクリーンを通じて、広告主がより効果的にターゲット層にアプローチできるようになります。この技術をサポートするのは、VIOOHというプレミアムなデジタルメディアのプラットフォームです。

プログラマティックDOOHのメリット

新しいプログラマティックDOOHサービスは、複数のデータを活かすことで、広告キャンペーンをより柔軟に、迅速に展開できるのが特徴です。具体的には、時間帯や曜日、乗客の動きに基づいて広告を表示するなど、細かなターゲティングが可能です。これは特に空港という環境において、国内外の旅行者に向けて最大のクオリティのメッセージを届けるために重要です。

KIX及びITAMIは、アジアの主要な航空路の中心地であり、多くの企業幹部や富裕層と接触する機会を提供します。エムシードゥコーによると、最近の調査では空港広告がブランド認知において高い価値をもたらすことが確認されています。

ストリートファニチャへの拡大

さらに、2023年第2四半期には、10都市のバス停やストリートファニチャでもデジタルスクリーンが追加される予定です。これにより、都市部でもプログラマティックDOOHの活用が進み、広告主が全国的なネットワークを利用しやすくなります。

また、エムシードゥコーによれば、空港でのサービス展開の他にも、東京や横浜、大阪などの主要都市でもプログラマティック広告配信が始まる見込みで、全国的なサービスの拡張に向けて動いています。

業界の変革とエムシードゥコーの役割

エムシードゥコーの社長、マリック・ルマーヌ氏は、「急速に成長しているプログラマティックDOOH市場への参入を嬉しく思います」と語り、データに基づいたオーダーメイド広告が可能になることを強調しました。この新技術は、単なる広告の配信に留まらず、顧客にとって価値ある情報の提供を目指しています。

VIOOHの役割

VIOOHのCEO、ジャン・クリストフ・コンティ氏は、日本が27番目のマーケットとしてプログラマティックDOOHを展開することができることに喜びを示し、柔軟性や効率性の高い広告キャンペーンが利用可能になることを述べました。VIOOHは、27の市場で既にプログラマティック取引を行っており、さらに拡大を続けています。

このように、エムシードゥコーとVIOOHのコラボレーションは、広告主にとって新たな可能性を切り拓くものと期待されており、日本のOOH業界における変革を先導しています。