プログラミング能力検定協会と情報処理学会の新たな連携
2023年から、一般社団法人情報処理学会とプログラミング能力検定協会の協力による実践論文の掲載がスタートしました。これによって、IT技術者の育成やICTに関する情報発信が促進されることが期待されています。厳選された実践例をもとに、業界全体に向けた人材育成が行われることが目的です。
学会の背景と必要性
情報処理学会は、日本の情報処理分野における最大の学会活動を行っている組織です。一方、プログラミング能力検定協会は、全国各地のプログラミングスクールや教育機関と連携し、多様なプログラミング教育を推進しています。この二つの機関が連携することで、情報処理技術者の育成に向けた実践的な取り組みがより強化されるでしょう。
特集論文の紹介
昨年に引き続き、会誌「情報処理」のデジタルプラクティスコーナーにおいて特集号を設け、プログラミング能力検定協会と情報処理学会の委員会メンバーが共著で執筆した論文が掲載されます。特に注目されるのが、「高等学校における情報Ⅰの必修化とプログラミングの評価」というタイトルの論文です。この論文は、教育現場における情報科目に関する評価方法や実際の教育現場での活用事例を中心に述べられています。学術的な観点からも、実践的な知見を提供する内容となっており、IT教育における重要な一歩となります。
今後の取り組み
プログラミング能力検定協会と情報処理学会は、今後も深い協力関係を構築し、学術及び産業の技術発展に寄与していく意向が示されています。そのために、さまざまなイベントや勉強会の開催を通じて、さらなる情報共有を進めていくことでしょう。これにより、技術者育成のみならず、社会全体のITリテラシー向上にも繋がることが期待されます。
お問い合わせ
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東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
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https://www.ipsj.or.jp
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー22F
TEL: 03-6416-5496
Email:
[email protected]
今回の取り組みを通じて、情報処理技術者の質の向上が期待されており、今後の展開に目が離せません。