岡山大の3Dプリンタ講座
2025-11-09 22:04:24

岡山大学が3Dプリンタ基礎講座を開講し、技術職員のスキル向上を促進

近年、3Dプリンタは多くの分野でその利用価値が認識され、製品開発や医療技術における重要な役割を果たしています。このような背景を踏まえ、岡山大学総合技術部は、技術職員のスキルアップを図るために、医工系TCカレッジの中級カリキュラム‘3Dプリンタ(基礎)’を開講しました。

この講座は、2025年10月6日と7日の2日間、岡山大学の津島キャンパスに位置する工作センターで行われました。講義は対面とオンラインで同時に実施され、大学内外から合計6人の参加者が集まりました。

講師陣は、本学の総合技術部の専門スタッフを中心に組織され、3Dプリンタの仕組みや特徴を詳細に解説しました。また、産業や医療での具体的な活用事例についても触れることで、受講者が実践的な視点を持てるよう配慮されていました。その後、実習として、TinkercadやAutodesk Fusionを使用して3Dデータの作成に取り組む時間が設けられ、実際にプリンタでの造形過程を見学することができました。

受講者からは、使用可能な材料の種類や印刷サイズ、精度についての多くの質問が上がり、活発な意見交換が行われました。参加者の一人である藤井技術専門職員は、創造力が広がるこのツールの楽しさを実感し、さらなる応用編の講座を受講したいと述べました。また、井澗技術専門職員も、2日間の講義を通じて3Dプリンタの理解が深まったと感謝の意を示しました。

この講座の開催に際して、総合技術部本部長である佐藤法仁副理事は、技術革新が進む現代において、3Dプリンタが必要不可欠な存在となったことに言及し、今後も技術職員の研鑽に努め、大学として技術面のサポートを強化していく意欲を示しました。

岡山大学総合技術部アプローチにより、地域の中核、特色ある研究大学としての位置づけを強化し続ける岡山大学に今後も注目が集まります。さらに、同部は技術職員同士の連携を深め、様々な研修プログラムを通じて、岡山大学における研究、教育、臨床支援の向上を目指しています。日々進化する技術によって、新たな挑戦が求められる今、技術職員がその期待に応えることができるよう取り組んでいる姿が注目されています。

今後も岡山大学の挑戦と進化にぜひご期待ください。


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国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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