akippaの新しい舵取り、西野将規が月に就任
駐車場の予約アプリ「アキッパ」を手掛けるakippa株式会社は、2025年4月1日付けで新たな取締役CFO(最高財務責任者)として西野将規氏の就任を発表しました。今回の人事は、同社が持続的な成長を遂げるための経営基盤の強化を目的としています。
アキッパの成長と組織の拡充
2014年にサービスを開始したアキッパは、今や登録会員数が440万人を超え、急速な成長を見せています。毎年、多様なバックグラウンドを持つメンバーが組織に加わることで、企業としての体制が着実に拡大してきました。これに伴い、事業環境も変わっており、個人情報保護法やサイバーセキュリティのリスク、AI技術の進化などが複雑化しています。
このような状況において、透明性の高い経営とリスク管理体制の強化が必要不可欠です。そのため、ファイナンスとコーポレートガバナンスに精通した西野氏のようなプロフェッショナルを CFO に迎えることで、強固な財務基盤を構築し、持続的な成長を支える体制の確立を目指します。
西野将規氏のビジョンとミッション
CFOに就任した西野氏は、アキッパの成長と企業価値向上に向けた具体的な目標を掲げています。彼はコメントの中で、「アキッパがこれまで多くの支援を受けて成長してきたことを忘れず、今後はコーポレートガバナンスや財務戦略の強化に取り組む」としています。さらに、チーム一丸となってアキッパの未来に全力を尽くすと強調しました。
西野氏のプロフィール
西野将規氏は1986年生まれで、公認会計士としてのキャリアをスタートしました。有限責任監査法人トーマツでの監査業務に従事後、アセットマネジメント会社でファンド運営や商業施設のバリューアップ、投資先企業の支援を経験。その後、2016年にakippaに入社し、現在はCFOとして会社の成長を後押ししています。
アキッパのサービス内容
アキッパは、月極駐車場の空きスペースや、個人宅の駐車場を時間単位で貸し出すシェアリングサービスです。ドライバーはアプリから簡単に予約し、事前決済を行うことでスムーズな利用が可能です。現在、全国に常時5万件以上の駐車場を登録し、スポーツ観戦や旅行など、多様なニーズに応えています。これまでに50以上の自治体やスポーツクラブと連携し、交通渋滞や駐車場不足の問題解決に取り組んでいます。
また、駐車場のシェアは遊休資産の有効活用や環境への配慮にもつながり、SDGsへの貢献も期待されています。会員数は2025年3月時点で累計440万人に達し、今後のさらなる拡大が見込まれています。
結び
西野氏の就任により、akippaは今後さらに成長し続けることが期待されます。透明性の高い経営体制と強固な財務基盤をもって、変化の激しい時代に信頼される企業を目指します。新たな仲間を募集中のakippaも、興味のある方はぜひ公式サイトをご覧ください。日本の駐車問題の解決に向けた取り組みを一緒に進めていきましょう。