73歳棟梁の挑戦
2023-05-09 08:30:01
73歳の宮大工が挑戦するTikTokの魅力と成功の秘訣
73歳の宮大工がTikTokで見せる新たな挑戦
愛知県名古屋市で活躍する73歳の宮大工、切中棟梁が今話題を集めています。彼は、TikTokを駆使した新たな集客方法に挑戦し、わずか4ヶ月という短期間で総再生回数1000万回を達成しました。この成功の背景には、Web集客とSNSの力に気づいた彼の挑戦があります。
TikTokとの出会い
昨年、集客に悩んでいた切中棟梁は商工会からWeb集客のアドバイスを受け、それをきっかけにRollbahrnの築山さんと出会いました。その際、築山さんは「これからの時代はSNSによる認知が重要だ」と説明し、切中棟梁はTikTokに挑戦する決意を固めました。これまでSNSに触れることがなかった切中棟梁は不安でしたが、Rollbahrnのサポートを受け、自らの職人技を発信することを楽しむようになりました。
こだわりと専門性の発信
切中棟梁は、主に自身の職人としてのこだわりや、現代における伝統技術の重要性を解説するコンテンツを投稿しています。現在、コストパフォーマンスが重視される住宅業界で、伝統的な製法や意匠の価値を広めることに取り組んでいます。彼の動画には、多くの共感や感動のコメントが寄せられており、視聴者に深い印象を与えています。
Rollbahrnのサポート体制
TikTokでのコンテンツ投稿は、Rollbahrnが中心となって運用しています。月に8本の投稿を目指し、企画から撮影、編集まで緻密に行っています。撮影は毎月1〜2回、切中棟梁の元を訪れて3時間程度で行うため、現場への負担を最小限に抑えつつ、楽しみながら運営しているのが特徴です。
ファン化の戦略
TikTok独特の短尺動画とアルゴリズムを利用し、視聴者との親密度を高めることに成功しています。棟梁の人間的な一面を前面に押し出すことで、フォロワーは彼自身に愛着を持ち、結果的に事業にも興味を抱くようになります。この作戦により、多くのファンを獲得し、事業者やお弟子さんの採用活動につなげています。
今後の展望
約4ヶ月にわたる運用の成果として、棟梁のファン層が広がっています。今後は、集客や認知拡大に加えて、クラウドファンディングを利用しての伝統技術を生かした商品展開も計画中です。若年層にも伝統技術の魅力を知ってもらうことを目指し、TikTokを通じてその過程や思いを発信していく予定です。
切中棟梁のコメント
切中棟梁は「建築に対する全ての思いを込めて、誰でも相談できる職人としての役割を果たしたい」と語っています。困難な状況で家の悩みを抱える人々に対して、寄り添う姿勢を大切にし、今後も社会課題に目を向けながら工事に取り組む決意です。
Rollbahrnの役割
Rollbahrnは、企業がSNSなどで発信を行い、集客やブランディングを行うための支援を行っています。独自のアイディアを駆使して、企業の注目度を高めることを目指します。切中棟梁の活動は、その一環と言えるでしょう。
このように、TikTokを活用することは、70代の職人にとっても新しい挑戦であり、伝統技術を現代に受け継ぐ重要な役割を果たしています。これからの切中棟梁の活躍に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
-
合同会社Rollbahrn
- 住所
- 愛知県名古屋市中区錦1-17-13名興ビルディング2階
- 電話番号
-
080-8261-8012