DMMの次世代モビリティ・ロボティクスクラスター「MoRo」
合同会社DMM.comは、次世代モビリティおよびロボティクス分野に特化した新しいクラスター「MoRo」を発表しました。このクラスターは、東京都の支援を受けており、イノベーションを生み出すスタートアップの育成を目指しています。2025年には、各分野のスタートアップを公募し、お互いの強みを生かした協働により、社会実装プロジェクトを展開することを予定しています。
MoRoとは何か?
「MoRo」は「.make Mobility & Robotics」の略で、次世代の自動運転技術、電動モビリティ、ロボティクスといった広範な分野での社会実装を加速させるためのプラットフォームです。オンラインプラットフォームには、さまざまな企業と団体が参加しており、それぞれの持つ技術やノウハウを結集することで、現場のニーズに応じた実際のソリューションを提供することが目的です。
スタートアップの公募と支援内容
2025年10月31日から11月30日までの期間に、次世代モビリティやロボティクス分野で革新を遂げようとしているスタートアップを募集します。主な募集対象には、自動運転、電動モビリティ、MaaS、ロボットによる配送、医療・介護支援ロボットなどが含まれています。また、東京での事業展開を視野に入れている法人も歓迎されます。
支援の内容には、資金調達を助けるための支援金(推定1000万円)や、大手企業やVCとのマッチング、共同事業の創出などが含まれています。具体的には、PoC(Proof of Concept)スペースの提供や、資金調達、事業戦略の相談を通じてスタートアップの成長を支援します。
協働プロセスの流れ
本プログラムの支援は単なる資金的なものではなく、参加企業との協力のもと、具体的なプロジェクトを形成していくことが重要です。書類審査を経た後、スタートアップはMoRo構成企業とのディスカッションを重ね、それぞれの技術を持ちより、具体化された社会実装を目指します。
TIB CATAPULTとの関係
「MoRo」は、東京都の「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(TIB CATAPULT)」に認定されており、この事業の一環としてスタートアップとの協働を進めていきます。TIB CATAPULTは、都内の多様な産業やテクノロジーの融合を目指しており、スタートアップに大きなビジネス機会を提供します。
DMMのビジョンと未来への挑戦
DMMは、総合サービスプラットフォームを提供する企業で、さまざまなエンターテインメントサービスを展開しています。次世代モビリティやロボティクス技術は、私たちの生活を一変させる潜在能力を持っており、DMMはこの分野でもリーダーシップを発揮しながら、誰もが見たくなる未来を創造するために邁進します。
公式サイトおよびエントリーフォームは以下のリンクからアクセス可能です。スタートアップの皆さんは、ぜひこの機会を活用して、新たな挑戦をしてください。