前立腺がん新治療
2026-02-24 22:49:18

岡山大学が発表した前立腺がん新治療法 PSMAルテチウム療法の取り組み

岡山大学の腎泌尿器科は、転移性去勢抵抗性前立腺がんに対する画期的な治療法、PSMAルテチウム療法を導入しました。この新しいアプローチは、がん細胞に特異的に結合する薬剤を用いて放射線治療を行うもので、特に既存の治療に反応しない患者に希望をもたらします。

前立腺がんは、男性において比較的多く発症するがんであり、特に高齢者の間で深刻な問題となっています。特に転移性去勢抵抗性前立腺がんは、仮にホルモン療法や化学療法を施しても効果が見られないケースが多く、治療選択肢が限られてきています。この状況を打開すべく、岡山大学は最新の放射線療法を導入し、地域の患者に新たな治療の選択肢を提供します。

PSMA(前立腺特異的膜抗原)は、前立腺がん細胞に特異的に存在するタンパク質です。このタンパク質に反応するよう設計された放射線治療薬剤は、がん細胞だけをピンポイントで攻撃する能力を持ち、周囲の健康な細胞への影響を最小限に抑えることが可能です。これにより、治療の副作用を軽減しながら、効果的にがん細胞を排除することが期待されています。

岡山大学病院腎泌尿器科の荒木元朗教授は、「治療法がないと感じている前立腺がん患者に希望を提供できることは、医療従事者にとって大きな喜びです。岡山から新たな前立腺がん治療の未来を切り拓いていきたい」と語ります。一方、河田達志研究助教も「放射線でがんを見つけ、狙い撃つという新しいアプローチを採用して安全かつ正確に治療を提供します」と述べています。

この新たな治療の導入は、中国四国地方の地域医療においても重要なステップとなります。標準治療の選択肢が限られた患者さんに対し、岡山大学病院は地域の中核病院として先進的な医療を提供し、患者の生存期間の延長と生活の質の維持を目指します。

この医療サービスは、岡山大学が2026年2月19日に実施した定例記者会見で正式に発表され、今後の治療の普及が期待されています。転移性去勢抵抗性前立腺がんに苦しむ患者にとって、この新しい治療法が大きな希望の光となることを願っています。岡山大学が前立腺がん治療の最前線に立つことにより、全国的にもこの技術の普及が進むことが期待されます。興味のある方は、岡山大学の公式サイトを訪れて、さらに詳しい情報を確認してください。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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