クェスタ株式会社が建設現場向けDX推進の資金調達を実施

クェスタ株式会社が実現する安心と効率

クェスタ株式会社は、建設現場の「安全」と「省力化」を実現するため、タッチ型デジタルサイネージを活用してきました。これにより、作業現場の生産性を向上させるだけでなく、作業員や関係者が安全対策の重要性を理解しやすくすることを目指しています。最近、同社はこれまでの成功を受け、第三者割当増資によって5,000万円の資金を調達することに成功しました。これは、クェスタが事業をさらに拡大し、より多くの現場にその技術を導入するための重要な一歩です。

累計1,000現場への導入実績

クェスタのタッチ型デジタルサイネージは、既にスーパーゼネコンを含む1,000件以上の工事現場で導入されています。この利用が広がる中、現場からの口コミや紹介によって、より多くの企業が興味を持つようになりました。これまでの実績を基に、今後はさらに多くの現場へ導入を進める計画です。

今後の展望と資金の利用目的

今回の資金調達によって、クェスタは建設現場向けの一括配信システム『ご安全にモニター』のさらなる充実を図ります。このシステムは、本社から現場へと情報をリアルタイムで配信することができ、企業の方針や過去の事故事例を簡単に共有することが可能です。これにより、作業員全体が同じ情報を共有し、現場の安全性を強化していくことが期待されます。

「建設DX」の推進

建設業界では、業務効率化や安全意識の向上が急務となっています。特に、大手ゼネコンではDX推進の専任部署が設立されるなど、デジタル化が進んでいますが、情報が作業員にどれだけ伝達されているかは現場の運営に依存しているのが現状です。クェスタのシステムを導入することで、現場の運用情報を妨げることなく、一斉に必要な情報を周知することができ、作業員の士気向上にも寄与するでしょう。