UbieがAI医療技術を革新する取り組み
Ubie株式会社は、デジタルヘルス分野で画期的な取り組みを進めています。今回、米国ミネソタ州に位置するMayo ClinicのPlatform_Accelerateプログラムとの連携により、Ubie独自のAI技術の性能を飛躍的に向上させました。このプログラムは、日本貿易振興機構(ジェトロ)と経済産業省の支援を受け、さまざまな患者データを用いています。
デジタルトランスフォーメーションの重要性
医療分野において、日々進化する技術や患者ニーズの多様化に応じて、医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急務とされています。特に、AI技術の性能向上は不可欠であり、大量の医療データを活用することで、医療従事者の業務効率化や医療の質の向上が見込まれます。
Ubieは、この課題に真摯に取り組んでおり、米国市場における活動を通じて料金の高い医療AIシステムを確立しようとしています。Mayo Clinicが持つ1千万人を超える患者の非識別化データを活用したことで、AIモデルの精度と信頼性が劇的に改善されました。
秀でた医療機関向けサービス「ユビーメディカルナビ」
Ubieが開発した「ユビーメディカルナビ」は、医療機関の業務効率向上支援を目的とした包括的なサービスです。このサービスには、問診業務の効率化を図る「ユビーAI問診」や、認知向上を助ける「ユビーリンク」などが含まれています。「ユビーAI問診」は、従来の紙の問診票に代わり、スマートフォンやタブレットを通じてデジタルに問診を行うサービスです。
医師は、このサービスによって得た情報をもとに、患者の症状を迅速に判断し、カルテへの記入作業を大幅に簡略化できます。これにより、医療従事者はより多くの時間を患者と向き合わせ、医療行為に専念できるようになります。
高い評価を得るプログラムと受賞歴
2024年10月現在、「ユビーメディカルナビ」は日本全国で1,800を超える医療機関で導入されており、第三回日本サービス大賞では「厚生労働大臣賞」と「審査員特別賞」を受賞しています。このような評価は、UbieのAI技術の進化を示すものです。
さらに、2024年5月からは新たに「ユビー生成AI」を導入し、医療機関における業務効率化をさらに推進しています。2024年12月には「生成AI大賞2024」において、特別賞と優秀賞を受賞するなど、その成果が広く認められています。
未来への展望
Ubieは今後も、新たに得た技術と知見を駆使し、医療機関への価値提供を最大化することを目指します。日本国内外の人々が適切な医療にアクセスできる社会の実現に向け、全力で取り組む所存です。Ubieは、医師とエンジニアが共に歩む革新的なヘルステックスタートアップとして、今後の成長に期待が寄せられています。
企業情報
Ubie株式会社は2017年5月に設立されたヘルステック企業で、医療技術の進化を促進し、社会に貢献することを使命としています。ホームページは
こちら。