茨城のマスク支援プロジェクト
2020-04-17 12:36:12
茨城県高校生支援プロジェクト、減ウイルスマスク配布を目指す
茨城県高校生支援プロジェクト、減ウイルスマスク配布を目指す
今年、茨城県内の高校生7万5,000人に抗ウイルスマスクを配布するためのプロジェクトが進行中です。この取り組みは、企業版ふるさと納税とクラウドファンディングを通じておこなわれ、その重要性が増しています。
マスクインナーの特徴
このマスクインナーは、小松マテーレ株式会社が開発したもので、東芝マテリアル株式会社の技術協力を受けています。特徴としては、可視光線光触媒と特殊吸着剤を利用した「ウイルスシールド」という抗ウイルス機能を持つ素材をフィルターに使用しています。これにより、室内での明るさでも光触媒が働き、臭い物質や細菌を分解し、消臭や除菌効果を生み出します。
また、この素材は約10回の洗濯が可能で、繰り返し利用できる点が環境にも配慮されています。まさに、未来志向のソリューションと言えるでしょう。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、茨城県境町と小松マテーレが協力し「官民協同のまちづくり」を目指す中で実現しました。企業版ふるさと納税を通じて、地域活性化を図り、高校生たちに安全で安心できる環境を提供することを狙いとしています。
資金調達の進捗
令和2年4月9日より、個人からの寄附を募る「ふるさとチョイス・ガバメントクラウドファンディング」がスタートしました。プロジェクト名は「新型コロナ感染拡大防止 茨城県の高校生7.5万人全員に減ウイルスインナーマスクを贈りたい」とし、目標は1,500万円です。4月17日の時点で58名から76万8,000円が集まっています。
さらに、企業からの寄付を募る「企業版ふるさと納税」でも「オールいばらき マスクインナープロジェクト」について、目標金額は3,750万円です。この時点で3社から計1,400万円の寄付が寄せられています。
未来への展望
この取り組みは、茨城県の高校生に対して、社会的責任を果たす重要なプロジェクトです。また、地域住民や企業が一体となって活動することで、地域活性化にも大きく寄与すると考えられます。
このプロジェクトは、ただのマスク配布ではなく、地域の連携の力や持続可能な社会の構築を目指す象徴ともなるでしょう。今後も、多くの人々の参加が期待されます。私たちも是非、この取り組みに協力していきましょう。
さらなる寄付や支援についての情報は、公式サイトで確認できます。茨城の未来を一緒に支えていくための第一歩を、今ここから始めませんか?
会社情報
- 会社名
-
境町役場
- 住所
- 茨城県猿島郡境町391-1
- 電話番号
-
0280-81-1300