「Takara Leben Presents えひめSDGs甲子園2024」開催の報告
2024年8月22日と23日に、愛媛県松山市で「Takara Leben Presents えひめSDGs甲子園2024」が開催されました。これは、MIRARTHホールディングス株式会社のグループ会社であるタカラレーベンが特別協賛する、NPO法人RESが主催するイベントで、高校生が中心となり持続可能な開発目標(SDGs)に向けた課題解決に挑戦するものです。
えひめSDGs甲子園とは
「えひめSDGs甲子園」は、2022年のグループ創業50周年を記念してスタートしました。これは、SDGsを実現するため、地域の課題について研究し、その解決方法を模索することを目的とした大会です。参加する高校生は、地域の課題を発見し、解決に向けた行動力を培っています。このプログラムは、持続可能な開発のための教育(ESD)の実践の場としても機能しており、学生同士や地域の人々との交流を通じてコミュニケーション能力や多様な価値観を尊重する力を育んでいます。
2024年度の大会には、愛媛県内の13校から29チーム、総勢180名の高校生が参加し、SDGsの17の目標を達成するためのプロジェクトに挑戦しました。
交流会の開催
大会の前日、8月22日に行われた交流会には、予選を通過した12チーム、合計60名の高校生が集結しました。NPO法人RESの挨拶を皮切りに、各企業からのSDGsに対する取り組みの紹介も行われました。また、SDGsカードゲームを通じた交流活動も実施され、高校生同士の親睦が深まる場となりました。
本選の動き
本選となる8月23日では、各チームが10分間のプレゼンテーションを実施しました。審査員を含む観客から評価を受け、最高得点を獲得したチームがグランプリに選ばれました。各チームのプレゼンテーションは、オリジナリティに溢れ、参加者たちは真剣なまなざしで話を聞いていました。
MIRARTHホールディングスの代表取締役、島田和一氏も会場に出席し、参加者たちに向けて激励の言葉が贈られました。彼は、「日常的にSDGsについて学び実践する皆さんの情熱に心から敬意を表します」と述べ、学生たちの活動が未来の地球にとって重要であることを強調しました。
グランプリと特別賞
今回の大会のグランプリには、上浮穴高等学校のチーム「くまもるず」が選ばれました。彼らは「久万を守りたい!~幻の地域資源継承プロジェクト~」というテーマで、地域故郷で消えつつある大豆と雑穀の継承を目指し、商品の開発や販売に取り組んでいます。
また、タカラレーベン賞は松山南高等学校の「南・温故知新」に授与されました。このチームは、地域の校舎を3D化しメタバース上に保存するというユニークなアイデアを提案しました。今後の活動にも期待が寄せられています。
終わりに
「えひめSDGs甲子園2024」は、参加した高校生たちに貴重な経験となったことでしょう。彼らの取り組みは、地域の問題解決のための新たなヒントを与えてくれます。今後もこのような取り組みが続くことを期待しています。詳しい様子は、ダイジェスト動画でご覧いただけます!
本選ダイジェスト動画
2024年度大会概要
大会は2024年にも開催され、愛媛県内の高校生が地域課題を研究し、その解決に向けた発表などを行います。このような活動を通じて、高校生たちの未来の地球への貢献が期待されています。