GMOインターネットグループに属するGMOサイバーセキュリティ byイエラエが、2025年6月30日より新たに「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」ツールに英語表示機能を追加しました。これにより、国際的に展開する企業において日本のセキュリティチームと海外の情報システム部門との円滑なコミュニケーションが実現します。日本国内のサイバー攻撃対策に特化したこのツールは、簡単に使える国産のアタックサーフェスマネジメント(ASM)ツールとして、企業のリスク管理を効率化しています。
「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」は、企業のIT資産を可視化し、脆弱性を一元的に管理できる便利なツールです。特に大規模なホールディングス企業では、本社が全体の脆弱性を統括しなければならないシーンが増えており、このようなニーズを満たすべく、ASMの需要が急増しています。
また、グローバルに事業を展開する企業が増える中で、日本のセキュリティチームが海外拠点と連携する際の言語の壁を乗り越えるため、この新機能の実装は大変重要です。実際、セキュリティチームは検知した脆弱性について英語で報告書を作成する必要があり、これが時間と労力を要するプロセスであることが多くありました。新機能導入により、これらの作業が大幅に効率化され、迅速な対応が可能になります。
日本政府もサイバーセキュリティ産業を強化する方針を打ち出しており、2025年には国内企業のサイバーセキュリティ市場を増やす目標を設定しています。GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、これに応じて国内企業を守るだけでなく、海外への進出も視野に入れて開発を進めています。
サービス責任者の市川遼氏は、言語の違いによる情報伝達の障害を取り除くことが重要であり、英語対応によりグローバルな顧客に対してより分かりやすい情報提供が可能になると述べています。今後も、ユーザーのニーズに応じたさらなる改善を重ね、信頼性の高いサービスを提供していくとのことです。
このようなGMOの進化は、さまざまな業種の企業において、サイバーセキュリティの強化を図るための重要な一歩です。「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」が掲げる高品質で信頼性あるシステム設計は、今後も多くの企業に受け入れられることでしょう。国内外を問わず、より安全なインターネット環境を実現するために、GMOサイバーセキュリティの活動はこれからも注目です。