地域の魅力を世界へ発信!
観光産業が重要な分野として注目を集める中、日本の地方が持つ特有の文化や魅力を外国人に伝える取り組みが進行中です。政府が掲げる「観光先進国」の目標達成に向け、特に都市圏に集中しているインバウンド政策から抜け出し、魅力ある地方の観光地作りを目指しています。その中心に立つのが「JAPAN OLD」です。
JAPAN OLDとは?
「JAPAN OLD」は日本版DMO(Destination Management Organization)として、地域の魅力や文化を世界に発信する役割を果たしています。2015年から始まったこの取り組みは、現在350万人以上の外国人フォロワーを持つFacebookページへと成長しました。このプラットフォームでは、日本の祭りや工芸品など、地域の独自性を活かした情報を発信しています。
外国人の視点で地域の魅力を再発見
2020年の東京オリンピックを控え、地域を盛り上げたい自治体との連携が進められています。「JAPAN OLD」は、特にアジア地域の20代から30代前半の日本好きな外国人をターゲットに設定。彼らが興味を持つ情報を多言語で提供し、日本の文化への理解を深める機会を作り出します。
フレンドシップパートナー募集!
現在、「JAPAN OLD」はフレンドシップパートナーに参加したい自治体を募集中です。申し込みには費用がかからず、参加自治体には以下の3つのメリットがあります。
1. アジアを中心に、日本に興味を持つ350万人への地域情報発信のチャンス。
2. 外国人がどのようなコンテンツに興味を示しているのかを探るためのテストマーケティングが可能です。
3. 地元の観光関連事業者と連携したタイアップ企画(旅行や物産の越境ECなど)へ参加する機会が提供されます。
新たな展望:フォロワー1000万人を目指して
「JAPAN OLD」は2020年にはフォロワー数を1000万人に増やすことを目指しています。これにより、日本が好きな外国人に、より日本の魅力を身近に感じてもらう豊かなコンテンツを提供していきます。地域文化の発信を通じて、海外からの観光客が地方の魅力を体験できるような仕組みを整えていく予定です。
公式サイトとFacebookページ
興味のある自治体は、ぜひ以下の公式リンクから詳細情報を確認してください。
地域が持つ「稼ぐ力」と「愛着」を育むために、この取り組みは一つの希望となるでしょう。日本の地域文化を世界に広めるために、さあ、一緒に動き出しましょう。