パリに江戸前寿司
2018-07-11 08:00:06
パリのミシュラン三つ星レストランに江戸前寿司店がオープン!
パリのシャンゼリゼに江戸前寿司店が誕生
フランス・パリのシャンゼリゼに、ナポレオンも愛した名店ルドワイヤン内に本格的な江戸前寿司店がオープンしました。この新たなレストランは、世界的に有名なシェフ、ヤニック・アレノ氏が手掛けており、すでにミシュラン三つ星を獲得しているフレンチレストランがある同場所に、新たな美食体験が加わることに期待が寄せられます。
ヤニック・アレノ氏の挑戦
ヤニック・アレノ氏は、現在フランス国内にミシュラン三つ星を2軒持つ唯一のスターシェフであり、『アレノ・パリ』という本店も同時に運営しています。今回オープンした江戸前寿司店は、彼が所有する宮殿の1階部分を改装したもので、まるで深海にいるかのようなエスプリ漂う内装が特徴です。入店を果たすと、川俣正氏による8万本の割り箸を使った壮大なアート作品が目を引きます。
日本の食をフランスへ
江戸前寿司店の開設にあたって、ジャパン・エクスキーズ株式会社がラクダの共同創業パートナーとして参加。代表のルイ・ロブション氏は、日本酒をはじめとする厳選された日本の食材を提供することを約束しています。物流には温度管理された航空便を使用し、日本の産地から直接新鮮な食材をフランスへ届けるシステムを導入しています。
厳選された板前の技
江戸前寿司店の責任者である岡崎泰也氏は、銀座の名店で数々の技術を磨いてきました。アレノ氏は、岡崎氏の技法と才能に感銘を受け、彼をフランスに招待しました。岡崎氏は、その技術をフランスの地で生かし、新しい寿司文化を築くべく精力的に活動しています。
日仏交友160周年を祝うイベント
7月2日、パリにて『九州合同プロモーション』が開催され、九州からの訪問団が江戸前寿司店を祝う特別な席を設けました。このイベントには、駐フランス特命全権大使や各県の知事など、重要な要人が参加し、日仏友好160周年の一環として、日本の食文化の普及についても語られました。フランスと日本の食の架け橋として、この江戸前寿司店の誕生が注目されています。
美食の夢が実現
アレノ氏は、「初めて日本を訪れたときの感動を忘れられない」と語り、江戸前寿司の味をフランスに持ち帰ることを長年の夢としてきたとコメントしています。また、ルイ・ロブション氏も、「この店を通じて日本の食文化を広めていくことを誇りに思う」と述べています。まさに、パリのルドワイヤンは新たな食の大使館としての役割を果たし始めています。
結びに
パリに新しく誕生した江戸前寿司店は、フレンチレストランの聖地であるルドワイヤンで、その魅力を振りまいています。新たな食の冒険が待っている中、フランスにいながら本格的な日本の味を楽しむことができるのは、訪れる価値間違いなしです。
会社情報
- 会社名
-
JAPAN EXQUISE株式会社
- 住所
- 東京都港区芝2-12-13ASITIS芝4F
- 電話番号
-
03-6722-0453