鳥取大学が提供するスタートアップ人材育成プログラム
2024年12月19日、鳥取大学にて「令和6年度共学講座スタートアップ人材育成プログラム」が開催され、その一環として行われたStartupピッチトレーニング「Haname」のピッチコンテストに、株式会社ツクリエの代表取締役である鈴木英樹が審査員として参加しました。このプログラムは、優れた医療機器の創出を目指しており、医療機器産業における人材育成を大きな目的としています。
プログラムの概要
「スタートアップ人材育成プログラム」は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が支援しているもので、スタートアップを志す人材に必要なスキルや知識を提供することを目指しています。プログラムは主に以下の4つのセクションから構成されています。
1. Tane -セミナー-
このセクションでは、起業家や投資家、アカデミアの専門家が講演を行い、スタートアップに関するさまざまな視点を学ぶことができます。全7回で、2023年10月から2024年1月まで開催されます。
2. Tubomi -ワークショップ-
スタートアップに必要なスキルを、実際のケースを元に学ぶワークショップ形式で進行します。顧客課題解決へのアプローチやヒアリング手法、プロトタイプの検証方法などがテーマで、全4回、同じく2023年10月から2024年1月まで行われます。
3. Haname -ピッチトレーニング-
ピッチスキルを磨くためのこのプログラムでは、セミナーを受けたり、実際にピッチを行う機会が設けられています。全3回のセミナーを経て、2024年12月19日にピッチコンテストが行われました。
4. Ketuzitu -医療機器ハッカソン-
複数の参加者がチームを作り、エンジニアと共に新しいアイデアを実現するアプリケーションや製品を開発するプログラムです。2024年2月から3月にかけて、週末の2日間で開催される予定です。
「優れた医療機器の創出に係る産業振興強化事業」
このプログラムは、日本医療研究開発機構が医療機器の産業振興を目的に作られたものです。人材の育成やリスキリングを行い、高度な医療機器のスタートアップを支援するエコシステムの構築が進められています。
株式会社ツクリエの役割
株式会社ツクリエは、起業支援サービスとクリエイティブ創造事業を展開しており、スタートアップを目指す方々へ、イベント企画や相談、アクセラレーションプログラムの開発など多岐にわたる支援を行っています。鈴木代表の参加は、このプログラムでのスタートアップ人材育成の重要性を示すものです。
結論
医療機器産業に特化したスタートアップ人材育成プログラムは、今後の日本の医療分野に大きな影響を与える期待が高まっています。鈴木代表がその一端を担うことで、より多くの夢を持つ起業家たちが育成されることを願っています。