「温める」ことで夏バテ・熱中症に立ち向かう新常識とは

暑熱順化で夏に強い体づくりを目指す

近年、猛暑が続く日本。全国における熱中症の搬送数が増加する中、茨城県龍ケ崎市に位置する温熱施設「竹屋陶板浴」が、注目の地域連携キャンペーンを実施します。その名も「夏の3日間連続入浴キャンペーン」。この活動は、2025年7月1日から9月30日までの期間中に、「暑熱順化」という新たなアプローチを通じて、夏に負けない体を作ろうとするものです。

夏の熱中症対策としての「暑熱順化」

「暑熱順化」とは、体を辛辣な暑さに段階的に慣らし、汗をかきやすくすることで熱中症に強い体質を育てるプロセスを指します。この方法は、気象庁や厚生労働省が推奨しており、近年の厳しい夏に対応するための効果的な対策とされているのです。しかし多忙な現代人にとって、運動や屋外活動の実施は困難なことが多く、特に高齢者や体力に自信がない方々にとっては大きな課題でした。

そうした背景のもと、竹屋陶板浴では専門家の助言を基に、温熱療法を通じて安全に暑熱順化ができる3日間の入浴プログラムを独自に設計しました。陶板浴の特性を利用し、遠赤外線の心地よい温熱で体を温めることで、無理なく負担をかけない方法で「暑熱順化」を実現します。

キャンペーンの内容と詳細

「夏の3日間連続入浴キャンペーン」では、参加者は以下のような条件で入浴体験ができます：

- 期間: 2025年7月1日（火）～9月30日（火）
- 料金: 3日間通しで3,600円（税込）
- 内容: 3日間連続で陶板浴に入浴された方にもれなく、1回分の入浴券をプレゼント
- 対象: どなたでも参加可能（予約推奨）
- 場所: 竹屋陶板浴（茨城県龍ケ崎市栄町4356）
- 連絡先: 0297-64-3726

公式サイトからも情報を得られます: 竹屋陶板浴公式サイト

代表のメッセージ

竹屋陶板浴の代表、宇野真理氏は「熱中症対策は『冷やす』という常識を少し見直してみませんか」と語ります。夏の暑い時期は体が冷えやすい状態にあるため、陶板浴を利用すれば、身体への負担を抑えながら、自律神経や汗腺を整えることが可能です。クーラーに頼るだけでなく、熱中症に強い体づくりは免疫力を向上させ、より健康的な夏を過ごす鍵であると考えています。

これは地域の皆さんにとって、新しい健康の選択肢の一つとして提示されるものです。暑い夏を乗り越え、体調を整えるための新たな試みとして、多くの方が参加してくださることを願っています。