大船渡の魅力再発見
2025-11-13 16:51:52

碁石埼灯台の魅力再発見ツアーで大船渡の海への理解を深める

碁石埼灯台の魅力再発見ツアー



2025年11月8日、岩手県大船渡市で「碁石埼灯台と漁業から学ぶ『大船渡の魅力再発見ツアー』」が行われました。このイベントは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の支援を受け、灯台を中心に地域の海の記憶を探求し、異なる地域や業種をつなぐ新しい体験を目指したものです。

参加者の体験


参加者である親子9組、22名は大船渡温泉で集合し、志田繕隆支配人の温かい見送りを受け出発しました。最初のプログラムは碁石海岸インフォメーションセンターから碁石埼灯台までのウォークです。ガイドの村上航さんに導かれ、海や周辺の自然について学びながらの楽しい散策が始まりました。

碁石埼灯台では、釜石海上保安部の中村正幸さんによる座学が行われ、灯台の歴史や機能について解説されました。この日は特別に灯台の内部も見学することができ、普段見られない景色に参加者たちは感動していました。

わかめの漁業体験


その後、わかめ養殖発祥の碑を訪れ、元・大船渡市漁業協同組合理事の吉田力男さんから漁業の歴史や偉人たちの功績を学びました。実際のわかめ作業場では、参加者がロープへの種付けを体験し、その真剣な表情が印象的でした。これは、実際の漁業がどのように行われるかを身近に感じる貴重なチャンスでした。

さらに、碁石漁港からは碁石海岸穴通船に乗船し、船頭さんの案内で碁石浜の地形や景観の説明を受けながら灯台を海上から見る体験をしました。このことにより、灯台の“表の顔”を実際に間近で見学することができ、参加者たちは新たな発見を得られました。

特別な昼食


その後は、大船渡温泉で地元産の魚介類やわかめを利用した特別な昼食を親子で楽しみ、大船渡の海の恵みを再発見するひとときを過ごしました。このように、イベントは学びと楽しさを兼ね備えたものとなり、地域の自然や文化に触れる貴重な体験となったのです。

次世代への学び


このツアーは、灯台と漁業という地域のシンボルを通じて、次世代に対する学びの機会を提供しました。今後は、碁石埼灯台が位置する末崎半島の市立末崎小学校の生徒を対象に、灯台の役割や地域の海産物、地域の偉人について学ぶ総合学習も予定されています。

碁石埼灯台の位置


碁石埼灯台は、リアス式海岸の美しい景勝地、碁石海岸の突端に立っています。太平洋を見渡す絶好のロケーションに位置し、周囲は公園として整備されおり、歩道から灯台を間近に眺めることができます。訪れる人々は、碁石海岸の独特な奇岩と広がる海を楽しむことができます。

団体概要


碁石埼灯台利活用コンソーシアムは、灯台の利活用を通じた観光振興や地域振興に貢献する取り組みを行っています。今後も地域の魅力や文化を発信していく活動が期待されます。

海と灯台プロジェクト


このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として行われ、灯台を中心にした新たな海洋体験の創造を目指しています。持続可能な灯台利活用モデル事業の一環として、地域の興味を引き寄せ、灯台を訪れる人々が増えることを目指しています。

関連リンク: 海と日本プロジェクト公式サイト / 海と灯台プロジェクト公式サイト


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