東京湾スズキフェア
2022-09-08 11:00:23

東京湾の未来を守る!サステナブルなスズキフェアが開催!

東京湾の未来を守る!サステナブルなスズキフェアが開催!



東京湾のスズキを、未来へ繋ぐための取り組みとして、サステナブルな漁業に力を入れる「海光物産」と、食を通じて持続可能な社会の実現を目指す「UMITO Partners」、そして、環境への意識が高い「d47食堂」と「The Blind Donkey」がタッグを組み、期間限定の「サステナブル・東京湾スズキフェア」を開催します。

このフェアでは、東京湾で獲れた「江戸前船橋瞬〆すずき」を使用した特別メニューが提供されます。

「江戸前船橋瞬〆すずき」とは、スズキの水揚げ日本一を誇る東京湾で漁獲された、旬の時期に水揚げされたスズキを、海光物産が独自に開発した瞬〆※処理によって鮮度を保ち、旨味を閉じ込めたものです。

瞬〆とは、活〆・血抜きしたスズキの神経をエアガンで抜き取ることで、魚が感じるストレスを最小限に抑え、身割れなどの身質の劣化を防ぎ、魚の旨味成分を閉じ込めることができる、海光物産の特許技術です。

このフェアでは、d47食堂では「東京湾ミックスフライ」、The Blind Donkeyでは「東京湾のスズキw/ローストペパーとハバネロバター」が提供されます。

d47食堂の「東京湾ミックスフライ」は、スズキと同じ漁で水揚げされるコノシロも一緒にミックスフライにした、ボリューム満点の一品です。柚子胡椒の効いたタルタルソースで、さらに美味しくいただけます。

The Blind Donkeyの「東京湾のスズキw/ローストペパーとハバネロバター」は、瞬〆されたスズキならではの旨みと、ふっくらとした瑞々しさを存分に味わえる一皿です。ローストペパーとハバネロバターの組み合わせが、スズキの旨味を引き立てます。

サステナビリティへの取り組み



このフェアでは、単に美味しいスズキを提供するだけでなく、東京湾の漁業の未来を守るための取り組みも発信しています。

海光物産では、11月から2月の産卵期には漁をせず、漁期でも25cm以下の若い魚は海に放すなど、自主的な資源管理を行っています。また、年間の漁獲量や餌となる水産資源の推移、漁による海底の環境や生態系への影響のモニタリングなど、UMITO Partnersが提供する科学的知見に基づき、漁獲制限を行う日本初の漁業改善プロジェクト※に取り組んでいます。

関係者の想い



このフェアに賛同し、参加した各関係者は、東京湾の漁業の未来、そして海の環境について、強い想いを抱いています。

海光物産の代表取締役である大野和彦氏は、「私たちは、この言わば〝最後の至宝〟とも言えるこのスズキ資源を、持続可能なものとして次世代に遺して行くために、「消費者とともに漁業をして行きたい」と考えており、今回のような取り組みをとても楽しみにしています。」と語っています。

UMITO Partnersの代表取締役である村上春二氏は、「東京湾のスズキは歴史的にも古くから食べられている大切な水産資源です。現代においても、地域文化・経済そして漁師さんにとって、必要不可欠で大切な存在です。スズキをはじめとする東京湾の水産資源を豊かな状態で次世代に繋げるためには、獲る人・売る人・食べる人、それぞれの行動が変わり、ポジティブな連鎖を生み出す必要があります。今回のような取り組みを通じて、シェフ・飲食店および漁業者が想いで繋がり、ウミとヒトの関係性について考え、「おいしい漁業がつづく社会」に共感頂ける関係者がより増えることで、社会全体にポジティブな渦を生み出せることを期待し、私たちにできる役割を果たしていきたいと思います。」と語っています。

d47食堂のディレクターである相馬夕輝氏は、「海の環境の変化を、私たちが日常で感じることは多くはありません。d47食堂では、数年前から天然の真昆布の不漁が続き、持続性を考えて養殖の真昆布へ切り替えを行いました。海の環境の変化は、実はそんなに遠くないところで私たちの生活に影響を与え始めているのです。そして、UMITO Partnersのみなさんと出会い、海の持続性、海の仕事に関わる経済の持続性、海の周辺に暮らす地域の社会的な持続性など、自然と人を含めた暮らしの持続性について考えることに気づかせていただきました。自然や地域とに関わりを、いかに想像力と創造力を持って解決に向かっていけるのか。環境・産業・文化を含めた、持続的な「おいしい」を考える活動を始めていきます。」と語っています。

The Blind Donkeyのオーナー兼総料理長であるJerome Waag氏は、「持続可能な生産手法を行なっている生産者を探して日本中を旅行しているときに、UMITO Partnersの村上さんに出会いました。 羽幌で3日間共に過ごし、はえ縄漁師とホタテの養殖業者のもとを訪ねました。その日から、「海の環境と小規模な漁業者コミュニティをサポートするために、どのようなシーフードをレストランで提供すべきだろうか」という、2人の長い会話が続いています。東京湾の美味しい瞬〆スズキをお届けできることを嬉しく思います。」と語っています。

おいしい魚を未来へ繋ぐ



このフェアは、東京湾の漁業の未来を守るための取り組みの一つです。

美味しい魚を未来へ繋ぐため、ぜひこのフェアに参加して、サステナブルな漁業について考えてみてください。

会社情報

会社名
株式会社UMITO Partners
住所
東京都千代田区神田西福田町4-5 1F/B1F
電話番号
080-7675-2920

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