プロロジスが九州に新たな物流施設を展開
物流不動産の先駆者であるプロロジスが、佐賀県基山町に「プロロジスパーク基山2」を開発することを発表しました。この新しいマルチテナント型物流施設は、2028年の完成を見込んでおり、九州の重要な物流拠点として期待されています。
優れたアクセス環境
「プロロジスパーク基山2」の立地は、九州自動車道及び九州横断自動車道に近接しており、特に鳥栖ICから約3分の距離にあります。また、国道3号にもアクセスできるため、福岡市や北九州市、熊本市、鹿児島市など、九州各地へのアクセスが非常に便利です。その上、JR鹿児島本線の「弥生が丘駅」からも徒歩約13分という距離で、周辺には住宅地も拡大しており、通勤環境も整っています。
開発の背景
このプロジェクトのために、プロロジスは株式会社三好不動産と協力しました。開発地周辺では安全性と利便性の向上を図るため、町道の拡幅も行う予定です。地域社会のニーズを受け、地域住民の生活にも配慮した開発が進められています。
マルチテナント型物流施設の概要
なび「プロロジスパーク基山2」は、約45,900㎡の敷地に建設される予定で、地上5階建ての延床面積は約100,000㎡となります。マーケットのニーズに応じた計画が進められており、2027年1月に着工予定です。
九州の物流拠点としての役割
プロロジスはこれまでに、九州地域に6つの物流施設を開発してきました。「プロロジスパーク基山2」はそれに続く第7のプロジェクトです。既存のBTS型物流施設には、プロロジスパーク鳥栖2や鳥栖4、小郡、北九州があり、今後もさらなる施設の開発を進めていく意向を示しています。
九州次世代物流展に出展
さらに、プロロジスは「第1回九州次世代物流展」においても「プロロジスパーク基山2」を含めた物流施設の詳細を紹介します。展示会は2025年10月の8日と9日の2日間、福岡で開催され、さまざまな情報を発信する予定です。特に、「未来を動かす、今を創るプロロジスの先進的物流施設開発」というセミナーを行い、プロロジスの物流施設に関する革新的なアプローチを紹介します。
結論
新たな物流拠点の開発は、地域経済の活性化や雇用の創出につながる重要なプロジェクトです。プロロジスは今後も、機能的かつ先進的な物流施設の開発を通じて、顧客のニーズに応えていく姿勢を維持していくとしています。基山町が物流の要所としてさらなる発展を遂げることが期待されます。