SCキャピタル・パートナーズ、第6号不動産ファンドの資金調達を完了!
SCキャピタル・パートナーズ、第6号アジア太平洋オポチュニスティック型不動産ファンドを発表
シンガポールに拠点を置く不動産投資会社、SCキャピタル・パートナーズ・グループが第6号アジア太平洋オポチュニスティック型不動産ファンド「リアル・エステート・キャピタル・アジア・パートナーズVIエル・ピー」(通称:RECAP VI)の資金調達を完了したことを発表しました。今回のファンドでの資金調達額は、驚異の9億米ドルに達しました。
RECAP VIはアジア太平洋地域の先進国市場をターゲットとした投資ファンドであり、特にテクノロジーとホスピタリティの成長分野にフォーカスした投資アプローチが特長です。
投資の基本戦略
このファンドは、すでに70%以上のエクイティが投資されており、その中の44%は日本市場に充てられています。ホスピタリティやデータセンターといった日本市場を中心に集中的な投資を行っています。具体的には、日本国内にある27のホテルを含むポートフォリオへの戦略的投資を進めており、その運営はジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ(JHRA)が担当します。JHRAはSCキャピタル・パートナーズの主要株主でもあり、ホテル運営の専門性を活かした投資が期待されます。
さらに、RECAP VIはSCゼウス・データセンターとの連携によって、大阪にデータセンターキャンパス、韓国の富川においては大規模なハイパースケール施設の開発を進めています。このようにデジタルトランスフォーメーションに対応したインフラ拡大が、今後の大きな市場ニーズに応えると考えられています。
スチャッド・チアラヌサティ会長のコメント
SCキャピタル・パートナーズの創業者であり会長であるスチャッド・チアラヌサティ氏は、「不動産市場において引き続き楽観的な見方を持っています。特に、日本のホスピタリティ業界やデータセンター市場は長期的な需要に支えられています」とコメントしました。この発言からも、今後の投資展望が非常に明るいことが伺えます。
RECAP VIは、政府系ファンドや大手機関投資家からも力強い支持を受けており、オペレーティング・プラットフォームを通して高品質な投資へのアクセスを提供する点が大きなアドバンテージとされています。チアラヌサティ氏は、「このファンドの成功は、ホスピタリティ、データセンター、産業・物流セクターでのオペレーティング・プラットフォームの活用能力を示すものです」とも指摘しており、投資戦略の強さが伺えます。
SCキャピタル・パートナーズについて
SCキャピタル・パートナーズは2004年に設立され、アジア太平洋地域に特化した不動産投資運用会社です。運用資産残高は83億米ドルで、そのうち57%が最大市場である日本に、10%がオーストラリアに投资されています。日本のホスピタリティ分野では特に強いプレゼンスを持っており、イニシアティブを最大限に活かした運営が特徴です。
また、60を超える世界中の機関投資家からの資金をもとに、RECAPというオポチュニスティック型ファンドを始めとした多様な投資ソリューションを展開しており、これまでに100以上の取引を成功させてきました。
アジア太平洋地域で8つの拠点を持つ企業は、シンガポール金融管理庁からライセンスを取得し、厳格な規制の下でファンド運用を行っています。
今後もSCキャピタル・パートナーズは成長を続け、アジア太平洋地域における不動産市場において重要な役割を担っていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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SCキャピタル・パートナーズ・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿南1丁目1番1号
- 電話番号
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