ECサイトと実店舗の新たな連携、「レジコネ」の全貌とは

ECサイトと実店舗の連携を一新する「レジコネ」

株式会社monomodeが新たに展開したサービス「レジコネ」は、ECサイトと実店舗との情報連携を簡単に実現するための革新的なソリューションです。このサービスの導入によって、多くの企業が抱える在庫管理や顧客情報の連携の課題を解消し、業務を効率化することが期待されています。

1. 「レジコネ」の背景と必要性

近年、Eコマースの市場は急速に拡大し、それに伴い実店舗との情報の整合性を保つことがますます重要になっています。在庫連携や顧客情報の統合、ポイントの相互利用といった要素は、顧客満足度を向上させるためには欠かせません。しかし、多くの企業はこれらの課題を解決できずに苦しんでいるのが現状です。

このような問題意識を背景に、株式会社monomodeは株式会社スマレジと共同で「レジコネ」の提供を開始しました。このサービスは、EC-CUBEとスマレジの情報を統合し、一元管理を可能にすることで、企業が直面する課題を解決すると同時に、オムニチャンネル化を推進します。

2. 「レジコネ」の特長と利便性

「レジコネ」を利用することで、在庫は一括して管理され、業務負担が軽減されるだけでなく、実店舗で貯まったポイントをECサイトで使用できるようになります。これにより、顧客はさまざまなチャネルで一貫したショッピング体験が可能となります。

提供サービスの内容

本サービスは、スマレジが提供するPOSレジの導入支援と、monomodeによるECサイト開発、ASP（アプリケーションサービスプロバイダ）開発サポートを組み合わせた形で提供されます。

3. EC-CUBEの魅力

「レジコネ」は、オープンプラットフォーム「EC-CUBE」を基盤に構築されています。EC-CUBEは2006年にリリースされて以来、現在では35,000店舗以上で利用されている日本No.1のEC構築オープンソースです。その柔軟性とカスタマイズ性により、多くの企業が自社特有のニーズに合わせたECサイトを構築できます。

最新のバージョンである「EC-CUBE 4.0」や、クラウド版「ec-cube.co」の提供によって、企業は安全安心なクラウドサービスを利用しつつ、機能の追加が容易に行えるプラグインやWeb APIを活用できます。これにより、単なるEC構築にとどまらず、DX（デジタルトランスフォーメーション）を推進するための強力なプラットフォームとして進化しています。

4. 共同パートナーの役割

株式会社スマレジも、この「レジコネ」において重要な役割を果たしています。彼らは、商取引のビッグデータを収集し、分析するプラットフォームを提供しており、これによって企業は販売データを有効活用することができます。このビッグデータを基にしたサービスは、企業の意思決定をサポートし、市場競争力を高める要素となります。

5. 株式会社monomodeと今後の展望

株式会社monomodeは、IT・デジタル領域に特化したデジタルエージェンシーであり、データ分析から課題抽出、アクションプラン策定といった一連のプロセスを内製化できる強みを持っています。彼らはクライアント企業のデジタルプロモーション戦略を支援し、効果的なチームビルディングを行っています。今後も「レジコネ」を通じて、多くの企業に価値を提供し、デジタルトランスフォーメーションを加速させることを目指しています。