ヒノキのブランドNUSA
2021-01-26 14:00:03

300年の伝統から生まれたヒノキのインテリアブランド『NUSA』が登場

300年の技術が生んだ新しい形の三方『NUSA』



日本の伝統文化に深く根付いた「三方」。特にお月見の際に神様にお供え物をする際に使われるこの道具は、古くから様々な神事に用いられてきました。株式会社岩田三宝製作所は、そんな三方を300年もの間、生産し続けています。この歴史ある企業が新たに提案するのが、現代のライフスタイルに合ったインテリアブランド『NUSA』です。

NUSAの背景とコンセプト


NUSAの名称は、神様に捧げる供え物という特別な意味を持っています。国の伝統工芸に指定されている岩田三宝製作所が、古き良き技術を守りながら、現代のニーズに応じた製品を模索しているのです。三方の構造は、筒胴と呼ばれる土台の上に折敷が置かれます。この折敷の上にはお月見団子などが供えられ、農作物の豊作を祈ります。これらの要素を、NUSAでは新しい形で表現しています。

ヒノキの特性を活かした「BENTO」


NUSAの第一弾商品は「BENTO」です。軽量で収納しやすいヒノキを素材に、抗菌性のある特性を活かして作られています。お弁当箱としてだけでなく、乾燥したお菓子やお茶の保存にも適しています。

このBENTOは、被せ蓋式のデザインで、片側には三方と同様の穴が設けられています。これは、空気の通りを良くし、蓋の開閉をスムーズにするための工夫です。さらに防水シールが付属しており、利用者が食べ物の種類を簡単に識別できるようになっています。6種類のカラーバリエーションがあり、シーンや気分に応じて使い分けることができます。

デザインのこだわりとプロデューサーの紹介


NUSAプロデューサーは、美味しいお弁当を提供するために30年以上の経験を持つ料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子氏です。彼女は、お弁当に関する著書を15冊以上持ち、広範なメディア活動を展開しています。国際的にもお弁当の魅力を発信し続ける彼女がNUSAをプロデュースしています。

また、デザイン面では有限会社クルツの代表取締役である島村卓実氏が手掛けており、彼は様々なデザイン分野での豊かな経験を有しています。彼のデザインは国際的なデザイン展示会でも評価され、多くの賞を受賞しています。

企業の背景


株式会社岩田三宝製作所は名古屋市に所在し、代表の伊藤正廣氏が中心となって運営されています。300年の歴史を誇る同社は、これからも三方の伝統を受け継ぎながら、新たな価値を創造し続けていくことでしょう。

伝統と現代を融合させたNUSAの製品たちは、今後のライフスタイルに新たな風をもたらすことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社 岩田三宝製作所
住所
愛知県名古屋市熱田区中田町6番9号
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 愛知県 名古屋市 ヒノキ 伝統工芸 NUSA

Wiki3: 愛知県 名古屋市 ヒノキ 伝統工芸 NUSA

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。