Zeveroと東京都の脱炭素化プロジェクト
株式会社Zevero(ゼヴェロ)は、東京都が進める脱炭素化推進に貢献するために、「令和7年度 現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に選定されました。このプロジェクトでは、東京都庁が所有する4,000以上の施設における温室効果ガス(GHG)排出量の見える化を通じて、より効率的な環境対策を講じることを目指します。
東京都の脱炭素化への取り組み
東京都は、2050年までにゼロエミッションを達成することを目指し、2030年までに温室効果ガスの排出量を2000年比で50%削減する「カーボンハーフ」の目標を掲げています。この背景には、地球温暖化が進行し、持続可能な社会の構築が求められているという切実な現実があります。本プロジェクトは、都有施設の職員が自ら削減に向けた取り組みを進めるためのデータ基盤を整えることで、トップダウンとボトムアップ両方からのアプローチを実現します。
Zeveroの役割と技術
Zeveroは、国際的な基準に基づいた排出量の算定技術と、AIを駆使した分析力をもとに、東京都のプロジェクトに貢献します。具体的には、館別の排出量の理解や比較、削減シミュレーションを行うための仕組みを提供し、従来では困難だったデータ活用を現実のものとします。
Zevero代表取締役の谷内樹生氏のコメント
Zeveroの代表取締役である谷内樹生氏は、「このプロジェクトに参加できることは、地球規模の課題解決に向けた重要な一歩です。都有施設における排出量の可視化は挑戦的な取り組みですが、その意義は計り知れません。私たちの技術と知識で、脱炭素社会を実現し、東京都の環境先進都市としての価値を高められるよう尽力します。」と語ります。
プロジェクトの今後
本プロジェクトは、東京都が掲げるカーボンハーフの目標に対して重要な役割を果たすものです。Zeveroの技術を活用することで、各々の都有施設が自らの排出量を把握し、具体的な対策を立てることができるようになります。
Zeveroについて
Zeveroは企業のサステナビリティ戦略を支援するためのプラットフォームを提供するグローバルスタートアップです。AI技術を駆使し、持続可能なビジネスの実現をサポート。現在、20カ国以上の企業にサービスを展開しており、日本市場でも中小企業から大企業まで広くカバーしています。
詳細に関しては、「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」の公式サイトをご覧ください。