兼松ケミカル、ISCC PLUS認証を取得
兼松株式会社のグループ会社である兼松ケミカル株式会社が、持続可能な製品を対象とした国際的な認証制度「ISCC PLUS認証」を東京本社で取得しました。この認証は、持続可能性を示す重要な指標として、業界におけるサステナビリティへの取り組みを強化するものとなります。
ISCCの概要と認証の意義
ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)は、再生可能な資源やバイオマスを原材料として使用する製品を認証する制度です。この制度では、マスバランス方式という手法が採用されており、異なる特性の原料が混在する環境において、その特性を適切に追跡し管理することが可能です。
これにより、製品が持続可能であり、かつ製造過程において透明性を保つことが求められます。つまり、サプライチェーン全体が適切に管理され、原料の追跡が可能であることが保証されるのです。
新たな取り組みの始まり
今回のISCC PLUS認証取得により、兼松ケミカルはバイオ燃料や再生可能原料を扱うことが正式に認められるようになりました。これにより、当社は化学品業界全体での持続可能な取り組みを一層強化し、脱炭素社会の実現に向けた活動を推進していくと宣言しました。
また、ISCCの最新規定に準拠し、具体的には他のサステナビリティ認証と比較した際に多重計上を行わないという方針を遵守することで、より透明性の高い製造プロセスを確立していくことが期待されます。
サステナブルな未来へのコミットメント
兼松ケミカルは、今後も化学品を通してさまざまな分野での持続可能な社会へ向けた変革に寄与することを目指しています。具体的には、製造工程の透明性を高め、環境負荷を軽減する取り組みを推進し、持続可能な原料を使用した製品を提供していく予定です。
業界全体においても、持続可能性への意識が高まる中、兼松ケミカルの先進的な取り組みが注目されることでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。
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