ニデックが目指す新たな情報共有基盤
ニデック株式会社は、次世代型イントラネットのリーディングカンパニーであるLumAppsを利用し、グローバル情報共有基盤を強化しています。この取り組みは、300社以上のグループ企業間の円滑なコミュニケーションを実現し、従業員エンゲージメントの向上を目的としています。ニデックが抱えていた以前の情報共有環境の課題も解決することに寄与しています。
従来のシステムの課題
ニデックでは、以前に運用していた情報共有基盤が難易度が高く、通知や双方向コミュニケーション機能も不足していました。その結果、利用者が増えず、必要な情報が迅速に共有されないという問題が生じていました。さらに、IaaSによる運用負荷や既存システムのサポート終了も影響していました。
「One Nidec」の推進に向けた重要な一歩
創業50周年を目前に控え、ニデックはこの課題を解消し、グループ全体でのシナジーを創出するためのプロジェクトを始動しました。その一環として、LumAppsの導入が決定されたのです。投資判断に際しては、複数のソリューションが比較・検討された結果、LumAppsの直感的なユーザーインターフェースや双方向コミュニケーション機能が高く評価されました。
LumAppsの導入効果
LumAppsが導入されて以降、ニデックでは情報共有基盤が機能し、成果も顕著に現れています。具体的には、アクセス数は約3倍、投稿数は2.25倍に増加し、双方向コミュニケーションが促進されました。また、システム管理にかかる負担も大幅に軽減され、グループ間の一体感の醸成にも寄与しています。情報の質や多様性は向上し、アクセス解析を通じて改善サイクルも確立されています。
今後の展望と展開計画
ニデックは、国内の主要グループ会社へのLumApps導入を完了させた後、今後は海外の数万人の従業員を対象にしたグローバル展開を進める予定です。多言語対応やフレキシブルな認証連携を活かし、各国のグループ企業が共通の情報側面を利用できる環境を整え、エンゲージメント向上に繋げる狙いです。
LumAppsについて
LumAppsは企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する次世代のイントラネットプラットフォームです。企業の社内コミュニケーションや業務効率、従業員体験の向上を図ることができ、すでに2000社以上、700万人以上のユーザーに利用されています。日本市場にも参入し、多くの企業のDX変革を支援しています。
まとめ
ニデックは、LumAppsを活用することで、今後も国内外への情報共有基盤の強化を図りつつ、企業成長と変革を促進していきます。進化し続ける次世代の情報基盤を通じて、さらなる顧客価値の向上を目指します。