サイボウズ連携コネクタ
2025-08-08 11:37:26

サイボウズがMicrosoft 365とノーコード連携する新オプションをリリース

サイボウズが提供開始する新たな連携機能とは



サイボウズ株式会社が、2025年8月8日より新しいオプション機能「連携コネクタ」のプレリリース版を発表しました。これは、BizteX株式会社から提供されるBizteX ConnectをOEMとして利用し、サイボウズのクラウドサービスをMicrosoft 365とノーコードで連携させる画期的な機能です。

「連携コネクタ」の背景


近年、kintoneの利用者は急激に増加しており、単独での利用ではなく、他のSaaSとの連携が求められるケースが見られます。しかし、こうした連携には多くの場合、開発作業が伴い、ユーザーにとってはハードルが高いものでした。このため、サイボウズではノーコードで他のサービスと連携できる機能の開発を検討してきたのです。BizteX Connectはその要件を満たすものであり、kintoneとの相性が良いため、今回の提供に至りました。

プレリリース版「連携コネクタ」の特徴


この新しい「連携コネクタ」では、主に以下のサイボウズのサービスとMicrosoft 365の主要機能がノーコードで接続可能です:
  • - サイボウズのサービス
- kintone
- Garoon(クラウド版)

  • - Microsoft 365のサービス
- Outlook
- Excel Online
- Teams
- SharePoint
- OneDrive

これまでカスタマイズやCSVファイルでのデータ連携が必要だった作業も、このオプションを利用することでシンプルに行えるようになり、kintoneの活用の幅が広がります。

連携シナリオの一例


具体的な連携のケースとして、『商談登録時にOutlookの予定を作成し、Teamsへ投稿する』シナリオが挙げられます。このシナリオでは、kintoneに商談予定を入力するだけで、Outlookの予定表が更新され、関連する担当者にはTeamsで通知が届く仕組みです。このように、業務が一本化されることで、労力を大幅に削減可能です。

プレリリース版の入手方法


「連携コネクタ」のプレリリース版は、公式サイトからの申し込みにより無料で利用できます。興味のある方は、以下のリンクから詳細を確認してください。
連携コネクタ申込みフォーム

今後の展開


この機能は今後、利用者やパートナーからのフィードバックをもとに改善を進め、2026年中の正式リリースを目指しています。サイボウズは、他サービスとの連携をさらに容易にし、kintoneやGaroonの利用範囲を広げていく意向を示しています。業務改善やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目指し、さらなる取り組みを進めていく予定です。

BizteX Connectの概要


BizteXが提供するBizteX Connectは、さまざまなシステムを連携し、ワークフローの自動化や一元管理を実現する国産のiPaaSです。プログラミング不要でのアプリ連携を可能にし、営業やマーケティング、人事など、多くの業務の効率化を支援します。

詳しくはBizteX Connect公式サイトをご覧ください。

kintoneの成長


kintoneは38,000社以上に導入されている、サイボウズが提供するノーコード・ローコードの業務アプリ作成ツールです。ITの知識がない人でも、自社のニーズに合ったアプリを容易に作成できる点が魅力です。
詳しくはkintone製品サイトを参照してください。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
サイボウズ株式会社
住所
東京都中央区日本橋東京日本橋2-7-1東京日本橋タワー 27階
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。