外国人支援コンシェルジュサービスがスタート
三重県桑名市では、外国人住民を支援するための「外国人支援コンシェルジュサービス」を6月中旬から開始しました。このサービスは、外国人が日本で生活する上での困りごとに対し、多言語で対応することを目指しています。かねてより外国人が日本の行政手続きやサービスを利用する際に言語の壁に悩まされることが多く、桑名市では「外国人にも優しい街」を掲げてこの取り組みをスタートさせました。
具体的な支援内容
新たに設置されたコンシェルジュサービスでは、以下のようなサポートを行っています。
- - 桑名市役所での手続きに関する案内
- - 生活に関する困りごとの相談
- - 日本での生活に必要なオリエンテーション提供(SNSで発信予定)
これにより、外国人が直面する生活課題を解決し、安心して暮らせる環境づくりを進めます。
利用時間と対応言語
桑名市役所の1階南玄関前にオープンしたコンシェルジュは、祝日や年末年始を除く月曜日から金曜日の、午前9時から午後5時まで利用可能です。また、サービスを提供するスタッフはポルトガル語、ベトナム語、英語に加え、必要に応じて多言語電話通訳サービスも活用してさらなる言語サポートを行います。
未来志向の取り組み
桑名市では将来的な人口減少が懸念されており、そのために外国企業の誘致や外国人の移住を促進し、市民が外国語に親しむ機会を増やす方針を決定しました。その一環として本サービスは位置づけられており、地域の多文化共生に向けた大きな一歩となっています。
「誰にとっても住みやすい桑名市」を実現するため、こうした施策が今後も続けられることでしょう。
まとめ
「本物力こそ、桑名力」というキャッチフレーズを掲げる桑名市ですが、私たちの住むこの街が外国人にとっても魅力的な場所となるよう、様々なきめ細やかな支援策が進められています。株式会社ポニーキャニオンも、桑名の魅力を広く発信し、より多くの人々にこの素晴らしい地域を知ってもらう努力をしています。これからの桑名市の発展に、期待が高まります。
この新たな試みが地域社会にどのような影響を与えるか、今後の動向から目が離せません。