三条の湯の持続可能な取り組みを知るイベント
2024年10月6日(日曜日)、finetrackの直営店であるfinetrack TOKYO BASEにて、山小屋特集イベント『サステナブルな山小屋経営とむらづくり 三条の湯』が開催されます。このイベントでは、60年以上の歴史を持つ山梨県丹波山村の「三条の湯」をテーマに、講師として矢嶋澄香氏と田代健太郎氏が登壇します。
三条の湯は、雲取山中腹に位置し、秩父多摩甲斐国立公園に囲まれた美しい環境にあります。この地は四季折々の自然が楽しめるため、多くの登山客に親しまれてきました。三条の湯の経営は、単なる宿泊施設を超えて、環境への配慮と持続可能な活動を重視しており、特に親子三代にわたって受け継がれてきた伝統的な価値観が根付いています。
環境への配慮
三条の湯は、山小屋経営において環境に優しい取り組みを積極的に導入しています。その一例として、水力発電やバイオトイレを利用しており、生ごみは堆肥化されています。これにより、山小屋としての環境負荷を限りなく少なくする努力が続けられています。こうした活動は、自然と共に生きることの重要性を考えさせられるもので、多くの人に影響を与えてきました。
イベントの内容
当日のトークイベントでは、以下のテーマに沿った講演が行われます。
- - 三条の湯の70余年の歴史
- - 環境に負担をかけない山小屋経営の実際
- - 安心して登山できる環境づくり
- - 三条の湯の近郊にある魅力的な登山道の紹介
矢嶋氏は丹波山村の地域創造課に所属し、地域の振興や観光の振興を手がけています。三条の湯で育った彼女は、この山小屋の魅力をよく理解しており、地域の未来についてのビジョンを持っています。
一方、田代氏は登山趣味を生かして地域おこし協力隊として活動しており、三条の湯の運営に関わりながら登山道の整備も行っています。登山ガイドの資格も取得している彼は、より良い登山体験を提供するために尽力しています。
秋の訪れと共に学ぶ
このイベントは、紅葉が美しい季節に開催されるため、自然の美しさを感じながらの参加が期待されます。近郊の登山道は、長年にわたる三条の湯の取り組みによって、登山客にとって安心できる環境が整備されています。この機会に、多くの方が三条の湯の歴史や経営哲学、自然環境保護の意義について学ぶことを願っています。
詳細情報
本イベントは2024年10月6日、16:00から17:30まで、finetrack TOKYO BASEの2階特設会場で行われ、参加費は無料。ただし定員は25名のため、ぜひ事前にお申込みをお勧めします。自然と共生する経営の実態を知り、楽しむための貴重な機会をお見逃しなく!