国産SAF普及の新たな一歩
2026-09-03 14:02:11

バイオマスエナジーが国産SAFの普及を目指して「ACT FOR SKY」に加盟

バイオマスエナジーとACT FOR SKY



長崎県諫早市に本社を置くバイオマスエナジー株式会社(以下、BME)は、国産の持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、以下SAF)の商用化と拡大を目指す有志団体「ACT FOR SKY」に2026年9月1日付けで加盟したことを発表しました。航空業界が脱炭素化に向けて取り組む中、BMEはこれまでに培った技術と知見を生かし、国産SAFのサプライチェーンを構築するためにより多くの企業や団体と連携を深めていく方針です。

SAFとバイオマスの関係



持続可能な航空燃料は、化石燃料に代わる新たなエネルギー源として期待されています。最近、航空業界は環境問題に対する意識が高まる中で、SAFの普及が急務とされています。国産SAFの供給網を整えるためには、多様な持続可能な原料を使用し、それを地域資源として活用することが重要です。BMEは、設立以来バイオマス資源に特化した様々な技術の研究開発を行っており、その集大成としてSAFの製造に取り組んでいます。

BMEのバイオマス活用技術



BMEは、木質系および草本系バイオマス、さらには農業の残渣などの廃棄物とその再利用に焦点を当てています。具体的には、外熱式水蒸気改質ガス化法を用いて、バイオマスをガス化し、水素(H₂)や一酸化炭素(CO)から合成ガスを生成する技術を持つことで知られています。この合成ガスは、SAFや他のバイオ燃料の原料として利用され、自給自足のエネルギー循環を実現する可能性を秘めています。

多様な製造ルート



BMEの技術のユニークな点は、生成された合成ガスから複数のSAF製造プロセスが可能だということです。具体的な製造プロセスとしては、FT(Fischer-Tropsch)合成とメタノールを経由したMTJ(Methanol to Jet)プロセスが検討されており、地域独自の原料に合わせた設備展開を計画しています。このように、特定のバイオマス資源に依存せず、地域資源を最大限に活用する考え方がBMEの強みです。

ACT FOR SKYの役割



ACT FOR SKYは、さまざまな企業や団体が協力して国産SAFの商用化と普及を目指す新たなプラットフォームです。BMEは、この仲間として、これまでの第二世代バイオマス活用の知見や技術を駆使し、サプライチェーンの各ステージに関わる企業や団体との連携を強化することで、国産SAFの事業化を推進します。さらなる発展が期待されるこの取り組みは、持続可能な社会の実現に寄与することでしょう。

まとめ



バイオマスエナジー株式会社が「ACT FOR SKY」に加盟したことにより、国産SAFの普及に向けた強力な推進力が生まれることが期待されています。多様なバイオマス資源を活用し、航空業界の脱炭素化に貢献するしかけとして注目されるこのプロジェクトは、今後の展開に目が離せません。バイオマスエナジー株式会社の活動は、エネルギーの持続可能な未来を切り拓く新たなステージを提示しています。


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会社情報

会社名
バイオマスエナジー株式会社
住所
長崎県諌早市泉町18-22イケダビル2F
電話番号
0957-46-8511

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