NemakiWare登場
2013-07-24 07:30:05
オープンソースで進化するECMサーバー「NemakiWare」の登場
株式会社イージフが2023年に新たにリリースしたオープンソースCMIS互換ECMサーバー「NemakiWare」。この製品は、NoSQL技術を基にしたもので、スケーラビリティと柔軟性が特徴です。特に、近年増加する企業内文書やデジタルコンテンツの管理において、従来のECMソフトウェアでは対応が難しい状況が続いていました。
伝統的なECMソフトウェアは、長い歴史のあるRDBMS(関係データベース管理システム)を基盤にしてきましたが、情報量の急増により、その限界が顕著になっています。この課題に対し、NemakiWareは新しい解決策を提供します。CMIS(コンテンツ管理互換サービス)に準拠したこのソフトウェアは、さまざまなECM製品間の相互運用性を高めます。
NemakiWareの開発は、オープンソースモデルが採用されており、初期設計段階からCMISに基づいてエンジニアリングされています。さらに、ドキュメント指向のNoSQLデータベースであるCouchDBを使用することで、クラウド環境にも適応可能なシステムになっています。また、情報爆発に対応する柔軟性を持ち、ユーザーにとって使いやすい環境を提供します。
多くの企業が、CMISに準拠したシステムを導入し始めていますが、既存の製品が更新や拡張の障害になる場合があります。NemakiWareは、そのような状況においても新たな選択肢を提示し、文書管理サーバーとして単体でも利用可能です。ユーザーは、自由に評価や試用を行い、ニーズに合った導入ができる特徴があります。
株式会社イージフは、日本市場でのオープンソース製品の導入支援を重要な事業として位置づけており、NemakiWareのリリースによりさらなる成長を目指しています。初期リリースと同時に、商用サポートも開始され、企業には実用的で高品質な製品を提供します。
より詳細な情報や試用申し込みは、NemakiWareの公式サイト(http://NemakiWare.com)およびイージフのウェブサイト(http://aegif.jp)を通じて入手可能です。これからの企業向けオープンソースソフトウェアの動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社aegif
- 住所
- 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー34F
- 電話番号
-
03-5771-1566