積水ハウスと木津川市が共に描く子育ての未来
2023年11月20日、「世界こどもの日」に、積水ハウス株式会社と木津川市が「こどもの育ちの応援に関する連携協定」を締結しました。この協定により、地域のこどもたちの健やかな成長を支援し、遊びや学びを通じた新たな取り組みが始まります。
協定締結の背景
木津川市は「すべてのこどもがかけがえのない存在として認められ、個性や可能性を伸ばす子育て支援や教育」を推進しており、その理念を具体化するために、積水ハウスとの連携を強化することとなりました。両者は地域全体でこどもたちの育ちを支援することに共感し、協定を結ぶ運びとなったのです。
JUNOPARKの存在
協定において重要なのが、2025年8月に京都府木津川市にオープン予定の大型体験型施設「JUNOPARK」です。この施設は、「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を融合させた「住育エデュテイメント施設」として、多様な体験を提供します。具体的には、「デザイン」「住環境」「ユニバーサルデザイン」「構造」「資源循環」「自然環境」の6つのテーマに基づくプログラムを通して、こどもたちの感性を豊かに育むことを目指しています。
協定の主な内容
協定には以下の主要な取り組みが含まれています:
- - 協働事業の推進: JUNOPARKを活用し、木津川市内の小中学校との連携や、子どもたちの成長を促進するための体験活動を実施します。
- - 情報発信: 市の広報を通じて、子育て支援に関する情報や協定内容を広めていきます。
- - 災害時の支援: 災害時における子どもの安全な居場所としてJUNOPARKを活用し、風水害時や避難所生活において、こどもたちの安心を守る取り組みが進められます。
こどもたちの未来を創るまち
木津川市は「子どもの笑顔が未来に続く幸せ実感都市」を目指し、地域の全ての人々がこどもたちを支える文化を育ててきました。これにより、こどもたち自身が幸せを感じ、未来へ向けて思い切り羽ばたける社会を目指します。積水ハウスもまた、「キッズ・ファースト」を志し、子どもたちの豊かな感性を育む環境を提供することが使命です。
支える側だけでなく、子どもたち一人ひとりが中心となり、共に成長していく社会。今回の協定締結は、その新たな一歩となります。これからの活動を通じて、地域の未来を築いていくことへの期待が高まります。
結びに
「こどもの育ちを応援する」とはやさしい言葉の響きを持ちながらも、実行には多くの努力と協力が必要です。積水ハウスと木津川市の連携が、地域のこどもたちに幸せな未来を約束する鍵となることを期待しています。