PhoxterがAMRシステムを発表
2025-09-03 12:53:59

Phoxterが国内初の生成AI搭載AMRシステムを発表し物流業界に革新をもたらす

Phoxterが国内初の生成AI搭載AMRシステムを発表



株式会社Phoxter(フォクスター)は、2025年9月に開催される「国際物流総合展2025」において、国内初となる生成AI機能を搭載したAMR(自動搬送ロボット)システムを初披露します。この新システムは、製造や物流業界向けに特化しており、業務の効率化を目指しています。

1. 開発の背景



Phoxterは、2,000台以上のAMRを導入してきた実績を持ち、また250社以上の企業にAIを用いた外観検査システムを提供してきました。従来、AMRがトラブルを起こした場合、メーカーやシステムインテグレーターに連絡する必要があり、復旧に時間がかかるという問題がありました。これを解決するため、Phoxterは運用上の知見と現場で使えるAI技術を融合させて、生成AIを搭載した新たなAMRシステムを開発しました。

この新しいシステムは、稼働停止時間の短縮を図り、生産性を向上させることを目指しています。

2. 製品の特徴



新AMRシステムは、ソフトウェアとハードウェアの両面に革新をもたらしています。

(1) ソフトウェア面(生成AI)


  • - 生成AI機能搭載(国内初): チャットボット機能を利用して、FAQや設備マニュアルを登録・更新します。これにより、自社専用の知識データベースが形成され、すぐに現場で活用できる情報が得られます。
  • - 属人化リスクの低減: 経験豊富な社員のノウハウをAIに反映させることで、特定の社員に依存しない運用が可能になります。
  • - トラブル対応の自動化: トラブル発生時には、ログを収集し、必要な手順を提示する機能や保全通知を自動で行う支援が行われます。
  • - エージェント機能の拡張予定: 将来的には、より多機能なエージェント機能の実装も検討しています。
  • - 導入形態の選択: オンプレミス(自社サーバー運用)とクラウドから選択でき、機密データを安全に扱うことが可能です。

(2) ハードウェア面(フレキシブル設計)


  • - 付帯電源の標準搭載: 追加機器の検証を柔軟に行うための設計がなされています。
  • - 設備改修の最小化: 高さが統一された設計により、可搬重量の変更時でも最低限の設備改修で対応可能です。

3. Phoxterの強み



Phoxterが提供するAMRシステムは、過去の導入実績から得た豊富なデータと、先進的なAI技術の結集です。これにより、現場で真に役立つソリューションを実現します。

展示会出展情報



Phoxterは、東京ビッグサイトにて開催される「国際物流総合展2025」に出展し、最新技術を紹介します。
会期は2025年9月10日(水)から12日(金)まで、ブース番号は5-307です。入場は無料ですが、事前の登録が必要です。

セミナーのご案内


展示会では「搬送ロボットを活用した自動化ソリューションを成功に導く鍵」というテーマで、事例を交えながらの講演が行われます。特に、3Dパレットシャトルや生成AIによるチャットボット機能の優位性が紹介されます。ぜひご参加ください。

日時は2025年9月11日(木)13:00からの予定です。

4. 会社概要



Phoxterは、2017年に設立され、大阪府豊中市に本社を置く企業です。既に多くの製造業界に向けてソリューションを提供し、信頼のあるパートナーとして認知されています。今後も、生成AIを駆使した革新的な製品の開発に継続的に取り組んでいきます。


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会社情報

会社名
株式会社Phoxter
住所
大阪府豊中市新千里東町1-5-3 千里朝日阪急ビル20F
電話番号

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