地域の絆を深める「スポGOMI in七日町」
6月14日、山形県山形市の商業エリア、七日町で「スポGOMI in七日町」が開催されました。このイベントは、参加者が一定のエリア内でチームを組み、ごみを拾いながらその質と量を競う、新感覚のスポーツです。日々の生活の中で見落とされがちな地域の美化と、参加者同士の交流を促進する目的で行われました。
参加者の熱意
当日は、子供から大人までの参加者121名が集まり、全33チームで挑みました。特に印象的なのは、山形のラジオパーソナリティとして知られる松浦彩さんが司会を務め、地元のマスコットキャラクター「はながたベニちゃん」が応援に駆け付けたことです。彼らの参加によって、会場の雰囲気は一層盛り上がりました。
収集したごみの総量
イベント当日は、合計で24.7kgのごみが集まり、地域の環境美化に貢献しました。競技の中でポイントを競い合うことで、参加者の積極的なごみ拾いが促進され、楽しみながら活動する姿が印象的でした。
ごみ拾いだけじゃない!
このイベントでは、単にごみを拾うだけでなく、地域の歴史や文化に対する関心を深めるための工夫もされていました。山形大学の「まちの記憶を残し隊」が制作した地域にちなんだクイズを各所に設置し、正解したチームには追加ポイントが与えられる仕組みを導入しました。これにより、地域の魅力を再発見しながら楽しみながら競うことができました。
地域共創と産学連携の取り組み
本イベントは、フージャースリビングサービスを始めとする企業、大学、生協、フォーラムが産学連携で実施したものです。特にフージャースリビングサービスは、地域づくりに対する強い意欲を持ち、出発点として2011年の東日本大震災を契機に東北エリアへの事業展開を強化してきました。
継続的な地域貢献
フージャースリビングサービスは、地域共創をテーマにしたイベントを今後も続けていく意向を示しています。2024年には「スポGOMI in七日町」の第二回目が予定されており、継続的に地域に貢献する姿勢が伺えます。
地域の環境美化だけでなく、参加者同士の絆を深め、地域への愛着を育む機会として「スポGOMI」をはじめとするイベントがますます重要になっています。これからも地域の活性化に貢献できるような取組みを注視していきたいと思います。